賭ケグルイがつまらない3つの理由

賭ケグルイ 1巻【期間限定 無料お試し版】 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

賭ケグルイのあらすじ

舞台は、上流階級の子女が数多く通う名門校・私立百花王学園。この学園ではギャンブルによる階級制度によって支配されていた。物語は、そんな学園に、蛇喰夢子という少女が転校してくる所から始まる。(wikipedia)

 

60点

どうも!最近は映画よりもマンガばっかり読んでいるゆでたまです。

そんな中で個人的にとっても惜し~~い作品を見つけたので紹介してみようと思います。

結構文句も多いので、原作が好きでしょうがない方は引き返すことをオススメします。

そして全て一個人の適当な感想なので怒らないでくださいね!(攻撃的なタイトルにしてしまい予防線を張らないと怖くて仕方ない小心者)

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狂っている描写が足りない

(その感覚とやらの「熱」が伝わってこないのだよ、夢子は可愛いんだけどね)

狂っているキャラクターって厨二的な魅力が満載ですよね。

代表的なものとしてバットマンのジョーカーとか、ハンターハンターのヒソカ(今はネタキャラ)とかがそうですね。

さてそんな狂ってるキャラに必要な要素は何か?

それは❝必然性❞と❝不安❞なんです。

狂ってる人は常人に理解できない行動や選択を示す人達を指すわけですけども・・・ただ突飛なことをしているだけでは視聴者に狂気は伝わりません。

ある漫画に登場するお口が避けた変態さんが言っていました。

「SMは必然性がなければただの暴力」

必然性のないSMはただの暴力でしかなく、そこに快楽は生まれません。

狂っているキャラにカタルシスを見出すのも同じです。

何故このキャラは狂っているのか?どうして狂ってしまったのか?

そこを綿密に描けなければどれだけ狂ってる描写を書いたところで一人芝居なんですよ。

このキャラの一挙一動には必然性がある、だから狂っているのが際立つわけです。

 

そして次に不安を感じさせられるかどうかも大事な要素です。

先に上げた例のジョーカーやヒソカって次に何をしでかすか不安でしょうがないですよね?

でも賭ケグルイの夢子にはそれがありません。

夢子がどう動こうがそこに何の不安もないんですよね。

だって次にどうするかなんてある程度想定できてしまうから。

わかっている未来に不安を抱かせるにはそれまでの下地が必要なのです(王道ものでハラハラドキドキさせるのは下地がしっかりしているから)

その下地が後述する理由でないんですよね。

リアリティが足りない

(家畜になった悲惨さが皆無、この後に男子に襲われかけるもご都合主義で事なきを得るのも拍子抜け、夢子は可愛いんだけどね

賭ケグルイに致命的なまでに足りないものはリアリティなんです。

リアリティと言ってもそれは別に現実的だとかという意味ではなく、世界観、キャラクターにどれだけ命を吹き込めてるのかという意味です(キャラに魅力がないという意味ではない)

登場人物が可愛ければ可愛いほど、愛着がわけばわくほどそのキャラクターが悲惨な末路に至ったさいに心を痛めますよね?

ハンターハンターやジョジョの奇妙な冒険がまさにそうです。

狂ってる世界観の描写の為に惜しげもなく、メイン級のキャラをポンポン退場させていきますからね。

わかりやすく世界観やキャラクターにリアリティを持たせられる手法だから映画でも漫画でもよく見られるんですけども、何故か賭ケグルイではそれがないんです。

賭ケグルイは億単位のお金が飛び交うだけでなく、人体から人生まで様々なものを賭けてるんですけども・・・少なくとも7巻までの時点でお金はともかく誰一人一切何も失ってなく平穏無事なんですよね。

そんなんじゃ見てる方は興ざめですよ。

別にエグイ描写が見たくてしょうがないというわけではなく、あまりにも毎回不自然すぎるくらいにハッピーエンドで終わっちゃーそら納得もいきませんって。

ギャンブル漫画として失格

(いや、ただの運じゃコッチががっかりだよ、夢子は可愛いんだけどね)

夢子は常々一緒に賭けを楽しみたがるんですよね。

だから登場人物の一人である生志摩 妄のような死にたがりなギャンブルを嫌っています。

でもそんな夢子も生志摩 妄もやってることはそう変わらないんですよね。

だって運否天賦に任せたギャンブルなんて視聴者が楽しめないじゃないですか。

誰が二分の一で勝ち負けの決まる勝負を楽しめるんです?

少なくとも僕がギャンブル漫画に求めるものは知略を張り巡らし、騙し騙されの戦いなんです。

ギャンブル漫画が面白いのって運ではなく、攻略要素があるからなんですよね。

一般大衆娯楽と呼ばれているパチンコ・パチスロだって設定や釘などのプレイヤーが努力をすれば勝てるという攻略要素があるから面白いわけで。

賭ケグルイは途中までは知略勝負なのに最後の最後は毎回運に任せた勝負にしようとするんですよね。

そんなのは夢子のオ◯ニーでしかないわけで(むしろそっちのほうがみt)読者は置いてけぼりなわけです。

※テンションが上ってしまいお下劣なシモネタを披露してすみませんでしたm(_ _)m

先が読めるかどうかはギャンブル漫画のキモ

ぶっちゃけ身も蓋もない事を言うと作者の気分1つで決まっちゃうんじゃん、ハラハラドキドキしないじゃんっておもうわけですよ。

いやそりゃー、どんな漫画だって作者の意志で決まるけれどもね。

でもハンターハンターが面白いのって先が読めないからじゃないですか、いつ誰がどこで死んでもおかしくない、どう物語が展開していくかわからない、そんな恐怖と不安と期待が入り乱れるからレジェンド漫画扱いされるわけです。

特にギャンブル者は勝利と敗北が如実に物語の面白さに関わってくるだけに勿体無いところですね~。

良い所も沢山有るよ!登場人物が魅力的

ボロっクソに叩いたけども良い所もいっぱいあります。

まず絵が凄くキレイで見やすい!そして登場人物が何と言っても可愛い!それにキャラに魅力がちゃんとある!

賭ケグルイは高校が舞台なんですけども男女比率が7;3くらいで登場する主役も準主役も女の子はみんな個性的で可愛いんですよ。

しかもキャラもたってるんで、読んでて愛着もそれなりにわくんですよね。

またゲスが一人もいなくて精神衛生上とても良いのでちょっとホラーチックな表紙と反比例に安心して読めます。

学園ラブコメディがみたくなる

(夢子の貴重な嫉妬シーン)

7巻まで読んで思ったことは、ギャンブルはオマケに鈴井を取り合う王道ラブコメの方がぶっちゃけ面白そうという事です。

いや、ギャンブルの束の間の休息に学園ラブコメシーンを挟み込んでいるからこそラブコメ部分が際立っていると言うのはわかるんですけどね。

何というか観てる側の欲望としてはそういったものもありますよってことですね(どういういことだ)

(夢子の貴重な嫉妬シーンPart2、嫉妬するとニコニコする癖があるようです)

まとめ

ボロっクソに叩いてるようで実は結構好きなマンガです、でも現状続きを楽しみに・・・てほどでもありません。

少なくとも狂気、ギャンブル、と言ったもの楽しむ目的で読むことはないでしょう。

最後にこれはあくまで一感想でしかなく、現状の賭ケグルイがアニメ化にまでされて世間一般に広く大きく受け入れられているわけです。

それはつまり今の賭ケグルイが面白いと感じてる層が沢山いるわけですからね。

なので僕の感想は一個人のボヤキだと思っていただければ幸いです。

 

表紙は本当にカッコイイ。

ギャンブル漫画といえばこれだよね。

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2 Responses to “賭ケグルイがつまらない3つの理由”

  1. より:

    ゆでたまさん、おはようございます。

    ゆでたまさんはなかなか鋭い批評眼をお持ちですね!
    全くおっしゃる通りだと思います。恋愛とかアクションとか
    漫画で好きなジャンルは違っていても、読者は皆
    その主人公が目的を持って行動する、その過程を
    見て一緒にハラハラドキドキしたいと思うんです。
    理由もなく、いきなり恋が成就したり、突然強くなって
    敵を倒してバトルに勝っても、ハァ?ですよね。
    『カイジ』は毎回この難題をどう切り抜けるか
    絶体絶命の危機から脱するか、「次はどうなるの?」
    と読者が考えさせられるのが面白かったと思います。
    とはいえ、書く側になるとストーリーがなかなか
    自然な流れにならず、おかしいところを何度も
    書き直していると、話の一貫性が無くなったり
    しますね(苦笑)。創作は厳しい道のりです(笑)。
    めげずに頑張ります。

    • ゆでたま より:

      雪さん、こんばんは!

      そんな大それたモノなんてないですけどね(^^;)
      でもありがとうございます!
      そうですよね~、結果がどんなんであれそこに至るまでの過程でカタルシスの振れ幅はやっぱ決まっちゃいますよね。
      例えば僕はリベンジものがわりと好物なんですけど、やっぱり過程が弱いとどれだけ凄まじいゴア描写を魅せられてもカタルシスを感じられないです。
      逆に過程がしっかりしているとゴア描写に頼らずともスカッとできますからね。

      ただこれって結局視聴者側の「感想」でしかないですからね。
      仕上がってる作品の欠点をどれだけ理解できた所で、いざ作る側に回ったとしても「僕の考えた最高に面白い映画!」になってしまうのがおちです。
      それに創作する側には納期やスポンサーの意向など様々な思惑が絡むでしょうし・・・大変とか難しいと言った一言では安易に片付けられませんよね(ーー;)
      でもだからこそ、そんな制約の中でも視聴者を楽しませよう、満足させようと映画を作り続ける人たちを「凄いなあ、カッコイイなあ」って素直に思います。
      なので制作側である雪さんも色々大変でしょうけど陰ながら応援していますよ(^o^)

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