[打ち切り]バイオハザード ファイナル ネタバレ 感想[漫画]

バイオハザード:ザ・ファイナル (字幕版)

あらすじ

カプコンの人気ゲームを映画化したミラ・ジョボビッチ主演による人気アクション「バイオハザード」シリーズの最終作。人類の大半がアンデッドと化した世界で、人類最後の希望となったアリスは、悪夢のような現実の全ての始まりの場所、ラクーンシティのハイブへ戻ることになる。しかし、そこでは全ての元凶である巨大企業アンブレラ社が、アリスとの最終決戦に向けて全勢力を結集させていた。ジョボビッチ扮するヒロインのアリスほか、ゲーム版の人気キャラクターでもあるクレア・レッドフィールドを演じたアリ・ラーターが、4作目以来に同役でカムバック。また、日本の人気タレントのローラが、アリスと共闘する女戦士コバルト役でハリウッドデビューを果たした。監督はジョボビッチの夫で、シリーズ3、4作目をのぞいてメガホンをとってきたポール・W・S・アンダーソン。(映画.comより)

予告

 

60点

ポール家のホームビデオ

15年にも渡って作られ続けた実写バイオシリーズもいよいよ終わってしまいました。

これでミラ・ジョボビッチのプルプルしたマンネリ演技ともオサラバと思うと清々しいような寂しいような気がします。

今作は見出しにもあるようにミラの娘もレッドクイーン役で出てきます。

まあ、見出しがちょっと皮肉っぽいけど別に深い意味はなく、どっかのスミス親子みたいに映画で親子で登場を連投しなければ別に可愛いもんと思えます。

しかしミラの娘も将来有望そうですね~、中々の美少女っぷり。

さて最終作ですが、きっちり全てにケリはついています、ケリのつけたかは置いとくとしてもね。

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ザックリとストーリー紹介

・ウェスカーに騙されたアリスは瓦礫の中で一人生き残る

・レッドクイーンに世界を救う劇薬があると言われ、他に選択肢もないのでラクーンシティのハイブへと向かう

・向かう途中でアイザックス博士に襲われるもクレアと生き残りと再会する

・腕を切り落とされたアイザックス博士とアリスとクレア達が戦う

・少人数の生き残りとともに再度ハイブへと向かう

・ウェスカーによる邪魔が入りつつも何とか最深部へと到着

・そこでクレアの恋人が裏切り者と判明しオリジナルアイザックス博士も登場する

・更にアリスの出生が明らかになり、アリスは実はアリシア・マーカスのコピーだと判明

・ウェスカーはアリシアに解雇され死亡、アイザックス博士はアリスとクレアが力を合わせて何とか撃破して抗ウィルス薬をゲット

・人類を救うことを決意したアリスは自信の死も厭わず抗ウィルス薬を投下

・抗ウィルス薬は近場のゾンビに作用してゾンビは死滅、当然ウィルスに感染しているアリスにもその効果が現れ倒れる

・しかし実はこの抗ウィルス薬はウィルス部分にしか作用せず、生身のアリスの部分には問題もなかった

・レッドクイーンによるアリシアの最後の伝言でアリスはアリシアとしての第二の人生を生きることを決意

・アリスは世界に抗ウィルス薬が広がるまで戦い続ける事を決意

・エンドロール後にレッドクイーンが「ここで みんな死ぬことになる」と発現してEND

ローラはチョイ役

(うーむ、可愛い)

日本では少し話題になっていたローラの出演。

当然と言えば当然ですが、まあチョイ役でしたね。

中島美嘉と出番的にはそう変わりません。

ちょっとした日本へのファンサービス的なものでしょう。

しかしローラは外国人の中に混ざっても違和感ないどころか美人度で言えば際立ってるくらいでしたね~。

もしローラが本格的に女優デビューするのならハリウッドデビューがわりと楽しみではあります。

ウェスカーの小物化が酷すぎる

多分この映画を観た人全員が思ったことだろうけど、ウェスカーは今作は本当に小物でしたね~。

あまりにも酷いから「これ、脚本考えるのがめんどくさくなったか?」としか思っちゃいました。

まあ、そもそも今作の脚本自体が色々と酷いんですけどね(それ以前の作品もだけど)

それにしてもウェスカー関連は特に酷い。。。

本来なら原作ではかなり人気のあるカリスマキャラクターではあるんですけどね~。

もしバイオハザード作品のリブートがあるのであれば原作のようなカリスマ溢れる悪役を作って欲しいもんですな。

ミラ・ジョボビッチおつかれま

(バイオと言えばやっぱりレーザーですよね)

ミラ・ジョボビッチのプルプル演技を観なくてせいせいする!なんて言ったけど、何だかんだ何年にも渡ってこの作品を演じたことに関してはお疲れ様と言いたい。

思えば一番最初の作品を観た時、僕は高校生でした。

その時に買ったウィルス型のアクセは今でも覚えています、後は発売初日に買ったDVDのコメンタリーも凄く楽しめたんですよね~。

確か冒頭のシャワー室で目覚めるシーンでの◯◯◯をチラ見せとかラストのお毛毛が絶妙に見えてるとかも狙ったサービスなんですよね。

それとミラがこの映画のギャラで豊胸するわ~とかゾンビ軍団の演者がダンサーとかま~色んな小ネタに熱くなったものです。

それに当時は純粋に「ミラ・ジョボビッチかっけぇえええ」とか「フィフス・エレメントのリールーも悪くないけどバイオのアリスもいいな!」とか思えたなあ。

それがいつしか大人になり、いろんな映画を観て目が肥えてしまいバイオハザードの実写がただのアリス無双になってからは惰性で観るようになったんですよね~。

さてもし僕があの当時のままだったらこの映画も楽しめたんでしょうかね?

グロさではシリーズ随一か?

(レベッカによく似た可愛い子が・・・)

今作はわりとグロ方面で頑張ってました。

巨大な扇風機に可愛い女の子が巻き込まれてぐちゃーとか指ザックリからの落とし穴とか頭からガブリとか中々にエグいです。

間違いなく耐性のない女の子をデートでこの映画を観せたのならその後の飯がまずくなること間違い無し。

ただ個人的に言えば今作で評価できるのはここですね。

こういったグロさは安易ではあるものの恐怖を引き立てて観る人に興奮を与えられますからね。

「ファイナルデスティネーション」に代表される「次の生贄はどう料理されるのかな?」っていうのはちょっとしたスパイスになりますからね。

バイオらしさの欠片もない今作を最後までわりと飽きずに観れたのはこういったゴア表現が頑張ってたからと言えますね~。

 

リブートがあるのなら望むこと

この映画の感想なんて多分誰が書いてもおんなじような言葉が並ぶと思うんですよね。

「惰性で観てる」「糞映画一歩手前」「ミラお疲れ様」とかなんとか。。。

なのでここでは次回作に期待していることを箇条書きに書いてみます。

・超能力とかカンフーもどきは廃止

・「底を歩く恐怖」を重視した作品つくり

・無理に原作キャラに似せなくていい

・ゾンビにこだわらなくてもいい

・バイオハザード2を軸に再構築した作品が観たい

・ぶっちゃけてしまえばバイオハザード2のCMのような映画を観たい

つまりサバイバルホラーなバイオが観たいわけなんですよね。

「ゾンビなんて今更怖くないじゃん」

っていうのはよく分かるんですよ、だからゲームのバイオハザード7なんてゾンビ止めましたからね。

でもそれでも「恐怖」を体験は出来ませんでした。

それはバイオ7がみてくれだけの恐怖にこだわったからなんですよね。

別にテキサス・チェーンソーゴッコしなくたって、ど派手な演出をしなくてもですよ?

ゲームのバイオ4のリヘナラドールは滅茶苦茶気持ち悪くて怖かったですよね。

チェンさんのチェーンソーの音にはビクビクしましたよね。

僕が求めてるのは「そーいうの」なんですよ。

こういった根源的にこえーとか気持ち悪いと思える映画を撮って欲しいのですよ。

それは別に使い古されたゾンビにだって出来ると思うんです。

なので是非次回作があるのならクリストフ・ガンズのような原作を愛してやまない人に作って欲しいものです。

まとめ

意外とグロ頑張ってるんで耐性のない親子やカップルは注意です。

慣れてる人からすればいつものバイオでしょうね。

何はともあれ1つのシリーズが終わったんで次は是非とも「バイオらしいバイオ」に期待しましょう。

 

個人的には超がっかりしたバイオの最新作。

VRで楽しめるのも結局は最初だけ。

やはりゲームであるからには周回を楽しめるようにしてくれないと・・・

ピタゴラスイッチの快感。

未見の人は前情報無しで一作目を観ましょう。

二作目以降は気分で観ても観なくても問題ないです。

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2 Responses to “[打ち切り]バイオハザード ファイナル ネタバレ 感想[漫画]”

  1. もぶ より:

    最後だから見に行こうかと思いつつ気が付いたら公開が終わっていたファイナルでした。

    今回最終決戦ということで終始対人戦が多めでクリーチャーの影が歴代一薄かったような。出番が少なくても強烈なインパクトのあるやつが出ると面白いんですけどね。
    そういう意味でもバイオらしさが無かったかなと。
    我々は100分もの間一体何を見ていたのでしょう…?

    ウェスカーについては…元々1では小悪党キャラだったので原点回帰したということで(適当)
    皆自分が超人だったことをすっかり忘れているせいで、酷くポンコツだったり弱々しかったり情けなさが目立っていた気がします。

    激萎えと言われつつもクローン設定を最後まで引っ張りきり、シリーズ通してお約束の物語構造をリフレインし(ネタが無いだけとも言う)、最後に記憶のない女アリスという一作目の設定に繋げたのは、締めとしてはまあ良かったんではないかと思いました。

    なにはともあれ実写バイオシリーズ全作レビューお疲れさまでした。
    バイオ7は割とやりたい気分だったのですが、感性の似たバイオファンの方にがっかり言われるとちょっと不安になっちゃいますね…

    • ゆでたま より:

      もぶさんおひさしぶりです!!!
      僕も同じような感じでラストだしのりたまと「観に行くか~」とか言ってたらいつの間にか終わってました。

      なぞの韓国人?中国人?カンフー使いも意味ありげに生き残ったかと思ったらしれっと最後の方でゾンビになってましたね(^^;)
      クリーチャー影薄かったですね~、トラップのほうがよっぽどインパクトあったなと思います。
      バイオらしさは本当になかったなあ、うーん、なんでしょう。
      バイオとは全くの別物で・・・例えるのならそこそこ質の高いアサイラム製ゾンビ映画を観させられていた気分です。

      1では小物でしたね~、確かにそういう意味では原点回帰ですなw
      シリーズ物としては締めはかなりキッチリしてますね、ここまで綺麗に終われたシリーズ物は意外と少ないかもしれません。
      まあ、クリスとかレオンとかの扱いはちょっとあれですけど・・・

      ありがとうございます。
      バイオは青春とも呼べるタイトルなのでレビューも楽しくやれましたよ~。
      バイオ7は・・・うーん、何を望むかで楽しめるかは変わってくると思います。
      アトラクション的なもの(一発ネタ)を求めているのであれば楽しめるけども、バイオらしさ(B急映画のようなノリ)ややりこみを求めるのならガッカリの可能性大です。
      でも春にはDLコンテンツもくるのでそこで評価が覆る可能性もなくはないかも?

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