[フランクさんも]デッドライジング ウォッチタワー ネタバレ 感想[出るよ]

デッドライジング ウォッチタワー [Blu-ray]

あらすじ

カプコンの人気アクションゲームをハリウッドで実写映画化したゾンビアクションスリラー。アメリカ、オレゴン州でゾンビパンデミックが発生し、街は壁で隔離された。ジャーナリストの男チェイスと女性カメラマンのジョーダンは、街の状況を取材するため壁の内部に潜入。そこでは抗ゾンビウィルス薬「ゾンブレックス」によって感染者の治療が試みられていたが、投薬は逆効果となり街中にゾンビウィルスが蔓延してしまっていた。政府は事態収拾のため、空爆作戦を決定。チェイスらは作戦が実行される前に街から脱出するべく奔走する。主演はテレビシリーズ「デスパレートな妻たち」のジェシー・メトカーフ。(映画.comより)

予告

 

70点

原作愛に溢れまくっている

評判は事前にネットで見てたんで期待はしてなかった作品だけど結構楽しめました。

この作品はゲームの実写化というよりはゲームの流れを正式に組んでいる内容でもあります。

話としてはデッドライジング2と3の間に起こった内容ですね。

そういった意味ではゲームをやっていないと楽しみは半減するので評価が分裂している理由も頷けましたね。

ちなみにどん判金ドブさんの映画「屍病汚染 DEAD RISING 」との関連性はないです。

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ザックリとストーリー紹介

・レポーターのチェイス・カーターとジョーダンはゾンブレックスの配布先に取材に行く

・患者にゾンブレックスが何故か効かずに発症者が現れパンデミックに

・逃げた先で生き残りと協力しつつゾンビやサイコパスたちから逃げていく

・ゾンブレックスが効かないので空気感染を危惧し軍が街を包囲

・ミサイルによる街の浄化作戦が24時間以内に行われるとフランクさんを交えたテレビがアナウンス

・ジョーダンだけが何とか街を脱出しカーターと協力してゾンブレックスが効かない謎を救命していく

・実はゾンブレックスが効かなかったのは「プロジェクトウォッチタワー」という作戦による策略だった

・ゾンブレックスが効かないとアピールをして埋込み型のゾンブレックスチップを搭載することにより市民を監視下に置こうとしたのだった

・ここまで突き止めた所でジョーダンが証拠を取ったアイフォンを隠して軍に捕まる

・サイコパスとの戦いを退けたカーターとクリスタルは何とか街を脱出

・証拠のアイフォンを手に入れたカーターが今回の騒動が仕組まれたものだと知った所でEND

原作リスペクトがハンパない

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(さり気なくコブンTシャツ、こっからどんどん赤く染まっていく)

とっても良かったリスペクト

・カーターのコブンTシャツ

・逃げた先のお店にもコブンの置物

・初代デッドライジングのみんなのトラウマピエロが出てくる(残念ながらサイコパスではなくチェーンソーも持ってないが)

・DIY武器のオンパレード(壊れやすい所まで原作再現)

・原作のミックスドリンクも登場(しかも2回出てくるしつこさ)

・ゾンビ警官が生前の記憶で銃を発砲(デッドライジング3でも同じシーンがある)

・ゾンビにコーンを被せるといった原作らしい攻撃方法

ダメダメだったリスペクト

・フランクさんがおしゃべりクソ野郎になってる

・フランクさんのギャグが滑りまくっている

・フランクさんのビジュアルが微妙

・モツ抜きがない

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(デッドラ初代で多くの人にトラウマを植えこんだピエロがゾンビになって登場)

とにかくリスペクトが凄い。

もうゲーム製作者が作ったんじゃないの?ってくらいに原作らしさをだそうしてくれています。

主人公のチェイス・カーターはビジュアルからしてデッドライジングの主人公「らしさ」が凄いでているんですよね。

関係ないですけどカーター役のジェシー・メトカーフはかなーりいい体をしています。

調べたらフィットネスモデルをやってたみたいですね。

原作っぽいサスペンスとアクションの同時進行

原作のデッドライジングは箱庭ゲーと同時に事件の真相を追うサスペンスという側面があります。

映画ではダブル主人公ってかんじでジョーダンが事件の真相を追いカーターがサイコパスやゾンビと戦ったりします。

これが中々良く出来ていて終盤になるまで結構引き込まれました。

まあ、途中で大方の予想はつくんですけどね。

ただ魅せ方が上手かったのでダレることなく観れましたね。

地味に感動できる

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(母と子はいつだって一緒)

デッドライジングではサバイバーの救出がサブミッションであり色んなドラマがあるんですけどこの映画ではヒロインを除けば一人だけです。

というかメインキャラが町の外にいるジョーダンを入れても4人だけです。

予算の問題があるんだろうけどちょっとさびしいですね。

ただ母子の愛はちょっぴり泣けましたね。

ラストのほうで手を繋いでミサイルでふっ飛ばされるシーンにはホロリ。

ゾンビとのバトルやサイコパスとの戦闘はイマイチ

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(序盤の長回しバトルは良かったものの・・・)

ゾンビとのDIYで作った武器を使ったバトルはちょっとクドかったですね。

カーター覚醒後の戦闘シーンは燃えるんですけどそれ以降のゾンビとの戦闘は緊張感がないし省いても良かったのかなと思います。

そんでデッドライジングの目玉の1つでもあるサイコパスがこの映画ではヒャッハー集団しかいません。

尺があるからしょうがないのだろうけどもう1人か2人くらいは出して欲しかったかなあ。

しかもサイコパスとの戦闘もやっぱりイマイチだしね。

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コーンを使った攻撃や

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ゾンビの腕を使った攻撃というデッドラらしさはよかった。

予算があれば・・・

もしも~少し予算があれば化けた映画だったんじゃないかな~。

話が歯切れトンボで終わってしまうのはゲームに繋がるからしょうがないにしてもゾンビとサイコパスとのバトルのぐだぐだ感はもっとどうにか出来たと思うんですよね。

フランクさんは何故あんなことに・・・

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(コレジャナイ感しかないフランクさん)

滅茶苦茶原作リスペクトがいい映画なのになんでフランクさんだけあんあチャラい野郎になってしまったんだろう。

ギャグは滑ってるし顔は何かムカつくし・・・

出さなくてよかったのでは?って思いますね~。

まとめ

原作が大好きなら観て損はないと思いますよ。

ただ期待はしないほうがいいです。

あくまで標準には達している・・・がそれ以上は期待できないって感じの映画ですからね。

元祖モツ抜き職人フランクさん。

フランクさんにかかれば重装甲の兵士だろうが腐りかけのゾンビだろうが平等に雑魚である。

この映画の前のお話。

チャックというフランクに変わる超人が主人公で娘ラブなお父さん。

映画の続きに当たるデッドライジング3、ゾンビの数がシリーズ最多。

箱庭ゲームとしてはかなり面白いと思います。

今までの超人主人公の血を引きつつもちょっと気弱なのがまたツボ。

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