デッドプール ネタバレ感想&元ネタ解説あり!

あらすじ

マーベルコミック原作の人気作「X-MEN」シリーズのスピンオフで、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に登場した異色のヒーロー、デッドプールを主役に描くアクションエンタテインメント。好き勝手に悪い奴らをこらしめ、金を稼ぐヒーロー気取りな生活を送っていた元傭兵のウェイド・ウイルソンは、恋人ヴァネッサとも結婚を決意し、幸せの絶頂にいた矢先、ガンで余命宣告を受ける。謎の組織からガンを治せると誘われたウェイドは、そこで壮絶な人体実験を受け、驚異的な驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまう。ウェイドは、赤いコスチュームを身にまとった「デッドプール」となり、人体実験を施したエイジャックスの行方を追う。「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でも同役を演じたライアン・レイノルズが、毒舌家で自己中心的という型破りなアンチヒーローのデッドプールに扮した。全米ではR指定作品として記録的な大ヒットを飛ばした。監督は、視覚効果分野出身で今作が初長編作となるティム・ミラー。(映画.comより)

予告

 

95点

やりたい放題ヒーロー

海外で社会現象化するほどの大ヒット作品「デッドプール」を観てきました。

異例の全米大ヒットという事もあって観る前から期待値がグイグイ上昇していた作品だけど期待通り面白かったです。

とはいってもメインのストーリーはありふれたものだしアクションも後半に行くほどボリュームダウンしていってしまいます。

シビル・ウォーとかに比べれば大分地味ですね。

まあ、予算が桁違いなのです仕方ないのでしょうが・・・

 

では何故ここまで大ヒットしたのかって話だけど、それは突き抜けた媚びないスタイルだと思います。

この映画全く初見とか映画会社への配慮がないですからね。

その媚びないスタイルが功を成したのでしょう。

普通だったらヒーロー物はレーティングを高くしないでキッズを呼び込んだほうがいいしメタ発言だって一歩間違えれば白けられるという諸刃の剣ですからね。

R指定の内容だってやり過ぎてしまえば観客の共感を得られずに「ジャンパー」の主人公のように観客全員から「そりゃねーよ」ってそっぽ向かれかねません。

でもそのギリギリの境界線を綱渡りのような絶妙な渡り方が出来たのがこの映画の勝因なのかな~って思いました。

 

ただそれを含めてもここまでヒットしたのは意外ですね~。

いや、滅茶苦茶面白かったんですけどね。

でもそれはこの映画のネタを8割くらい理解出来るってのが前提にあるわけで・・・

明らかに万人受けする映画ではないんです。

映画オタとかマーベルオタにしかわからないネタが多くて映画を普段観ない人にはわからない所も多いんです。

それでもウケたのはひとえにデッドプールという愛されキャラの力なのでしょうか。

ただ間違いなく言えるのは映画として並でも

マーベルファンや映画ファンが求めてたデッドプールはこれだ!

ということです。

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ザックリとストーリー紹介

・傭兵のウェイド・ウィルソンはある日仕事帰りに娼婦ヴァネッサと一夜を共にする

・そこから2人は交際を初めついには婚約をするがウェイドは癌だと宣告される

・失意のウェイドに怪しい勧誘が「君の癌を治せるだけでなく超人に出来る」と言われ最初は断るが他に選択肢もないので結局人体実験に同意することに

・でもいざ行ってみたらそこは人工的にミュータントを作り出しては売りにしている闇市場だったのでウェイドは脱出

・人体実験の影響で不死身の再生能力を手に入れた代わりに全身に癌が転移してしまい「アボカドと腐ったアボカドがヤったような顔に・・・」

・ウェイドは自分をこんな姿に変えた奴らに復讐を開始するがヴァネッサが攫われてしまう

・X-MENのメンバーであるコロッサスやヴァネッサを救い出しハッピーエンド

・エンドロール後はバスローブ姿のデッドプールが「何もないぞ~、はよ帰れ~」と観客に向かって言い放ちEND

デッドプールって何者?

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劇中ではあまり詳しくデッドプールというキャラを説明してくれないのでここで説明しておきます。

「そんなもん今更言わんでも知っとるわ!」って人は飛ばしちゃっても大丈夫です。

概要

名前:デッドプール(本名ウェイド・ウィルソン)

能力:ウルヴァリン級のヒーリングファクターがありどんな状態でも再生できる。

死の女神であるデスにお気に入りだったが為にデスにホの字のゴリラ(サノス)がデスに会えないように不死の呪いをデッドプールにかけている。

以降絶対に死ねない不死身な体になる。

元々超有能な傭兵なので銃火器の扱いにも長けている。

そしてデッドプール最大の特徴は「第四の壁」を突き破ってくること。

簡単に言えばメタ発言しまくる。

読み手に平気で話しかけてくるし執筆者に台本変えろって要求してきたりする。

※映画版では傭兵という設定は一緒だけどサノスとかデスのくだりはない。

ただ「第四の壁」はバッチリ再現されていて容赦なくメタ発言を繰り返す。

性格:脳まで癌が転移しちゃってる影響でデッドプールの性格はTHE適当人間。

くそ真面目になったかと思えば超適当な事を言ったりもする。

作品によってかなり性格が変動するキャラでもある。

ちなみに好物はチミチャンガと呼ばれるアメリカンメキシコ料理

※映画版ではメタ発言を繰り返す以外はわりとよくいるおしゃべりキャラ。

トリビア:実はデッドプールは「X-MEN ZERO」に一度登場している(役者もライアン・レイノルズ)

しかしその出来はコミックとは似ても似つかない酷い有様。

ちなみに映画「デッドプール」ではX-MEN版デッドプールのフィギュアが一瞬だけ出てくるよ!

オレちゃんは媚びないよ~

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デッドプールの媚びないスタイルが素晴らしかったです。

ヒーロー物だからといって子供への配慮なんてないです。

ワルモンはぶった切るし首は切り飛ばす。

気に入らない奴はどんな奴でも脳天に弾丸を食わらして黙らせる。

映画の予算が少ないことを愚痴る。

プロフェッサーXやマグニートーの「中の人」を平気でバラす。

初見への配慮だとか年齢制限なんて気にしないし、言ってることがわからない?ネタがわからない?

自分で調べな!

と完全に突き放すスタイルです。

こういった大人の事情を全く考慮せずに制作に踏み切れたのは海外映画のいいとこだな~って心底思います。

ちなみに次作の制作が決定していて間違いなく予算は爆増するだろうけどこのスタイルは続けていってほしいものです。

ライアン・レイノルズの鍛えぬかれた肉体

元々ライアン・レイノルズは美しい肉体俳優ランキング1位を獲得するほど均衡の取れた綺麗な筋肉をしていましたが今作ではさらに一回りくらい大きくなったようにも見えます。

僕はヴァネッサとのお色気シーンではヴァネッサそっちのけでライアン・レイノルズに釘付けでした(笑)

映画でもリアルでも女ではなく男の体を見てしまうor見たくなるって気持ちはトレーニーなら分かるのではないでしょうか?

R指定ってほどではないし序盤はわりとダレる

大満足な作品だけど残念な所もなくはないです。

序盤の展開はデッドプールのオリジンを描いているのもありわりと退屈です。

特にヴァネッサとの恋愛は映画ネタも多いので知らない人は何が何やらでノレないんじゃないんですかね。

ちなみに僕もスター・ウォーズシリーズは詳しくない上にそんな好きでもないんであまりわかりませんでした。

 

それにヒーロー物なのにR指定!?って強調されているけど言うほどじゃないですよ。

まあ、デッドプールが自分の腕を切り落としたりする所はちょっとSAWぽくてグロいけどそれ以外は本当に大したことはない。

せいぜい首がポンポン飛ぶくらいで(それもコミカルだからグロさ控えめ)別にR指定じゃなくて良くない?なレベルですね。

グロいという前評判を聞いていただけに正直このあたりは肩すかしでしたね~。

まあ、R15って中途半端なレーティングだったんで予想はしていたんですけどね。

 

あとラスボスもちょっとしょっぱいですね。

ほぼ不死に近いデッドプールの相手が痛覚がないってだけでは弱いのでは?

エンジェル・ダストの方がよっぽど強そう。

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(見た目からして溢れ出る強敵感!)

まあ、コロッサスとやりあえるだけでだいぶ強敵なんですけどね。

ちなみに中の人はリアルで強いです。

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(これには思わずデッドプールも本音が!ってこのセリフはウォーヘッドに向けてるんですけどね)

デッドプールのネタ解説

この映画はいろんな映画のネタがあちこちに散りばめられています。

わかるとデッドプールを普通に観るより10倍楽しめますよ!

ちなみにネタが膨大なんで全部は網羅できていないと思います。

抜けているのがあったら教えてもらえると嬉しいです。

・ウルヴァリンをディスる

・ウルヴァリンゼロのデッドプールのフィギュアがチラッと登場(海外で酷評されたデッドプールのデザイン)

チミチャンガはウェイドの好物料理(上げたブリトーのこと)

・ウィーゼルがウェイドと話している時のフレディというのは「エルム街の悪夢」に出てくるフレディのこと(フレディは顔が焼けただれている)

・ウォーヘッドの事をリプリー?と言っている(エイリアンシリーズのリプリーのこと、3で坊主にしている)

・スカウトマンをマトリックスのエージェント・スミスと呼ぶ(マトリックスシリーズの黒いスーツにサングラスの

・エンジェルダストの事をホセコンセコみたいだとと言い放つ(ステロイドユーザーだった野球選手ホセコンセコ並にガタイがヤバイという意味)

・ライアン・レイノルズ主演の「グリーランタン」を自虐(映画が大コケした)

・リーアム・ニーソン主演の「96時間」で娘を誘拐され過ぎと馬鹿にしてる(結局ウェイドもヴァネッサを誘拐されちゃう)

・ヴァネッサとウェイドは映画オタクでスターウォーズ帝国の逆襲ネタをよく口にしている

・プロフェッサーXの中の人をジェームズ・マカヴォイとパトリック・スチュワートと暴露(時系列がおかしいのも突っ込んでいる)

・映画の予算が少ないことを暴露(Xmenの本拠地なのにウォーヘッドとコロッサスしかいない)

・撮影用のカメラを動かしたり音楽を止めたりする

・観客に話しかける

・指輪をケツから出す

オマケの未公開映像

やり過ぎてひかれちゃうかもしれないからとお蔵入りになった未公開映像。

 

まとめ

大満足な一作でした。

これから観る人はネタ元を確認するとより楽しめますよ。

まあ、量が多いんで無理に確認しなくてもいいとは思うけどね!

それにネタ元を知らなくても「何を言ってるかよくわからないけど何となく面白い」ってのはわかると思います。

そういった部分も含め本当に秀逸な作品でした。

ちなみに吹き替え版も芸能人吹き替えとかいうくその極みではなくちゃんとプロの声優ばかりなので字幕よりもネタがわかりやすいのでこちらもお勧めです。

 

カッコイイ~デッドプール。

女体化したデッドプール。

マスクは脱がなくて良いんですよ、偉い人にはそれがわからんのです。

デッドプールが操作できるカプコンのゲームです。

ゲームでもデッドプールらしく破天荒な戦い方をしてくれます。

オンライン対戦は流石に人いないだろうけどやり込むと本当に面白いので是非友人と一緒にプレイしてみてください。

戦闘はちょっと単調だけど難易度はそこそこなデッドプールのゲーム。

デッドプールのビジュアルとラストの盛り上がりの無さを除けば意外と面白い作品です。

あとガンビットの出番が少ないのとビジュアルが微妙。

言うほどクソ映画ではないと思います。

面白くもないけど・・・

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