ミスト ネタバレ 感想

ミスト DVD

あらすじ

「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」でスティーブン・キングの世界を見事に映画化したフランク・ダラボン監督が、映像化不可能と言われていたキングの傑作中篇「霧」に挑んだ意欲作。激しい嵐が過ぎ去った町に不気味な深い霧が立ち込め、住民たちは身動きが取れなくなってしまう。やがて霧の中に潜んだ正体不明の生物が彼らを襲いはじめ……。原作とは異なる衝撃のラストが全米公開時に大きな話題を呼んだ。(映画.comより)

予告

 

95点

イラッとさせてスカッとさせて驚愕させる

上の一言は映画を観た人なら何とな~くわかると思いますw

キングじいさん原作の映画ですが、スティーブン・キングの映画って何度も観たくなる映画が多いです。

この映画と「 痩せゆく男」は特に好きで忘れてきた頃にまた観たくなっちゃいます。

あ、おもいっきりネタバレしてるんで観てない方は観てから記事をみたほうが良いですよ!

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ザックリとストーリー紹介

・突如町全体が霧に覆われる

・スーパーマーケットに「霧の中にバケモノがいる!」と叫びながら逃げてくる

・霧の中でバケモノが出没し始める

・マーケット内で犠牲が徐々に出始めるので脱出派、立てこもり派、宗教派と派閥ができてしまう

・多くの犠牲がでた所で主人公達脱出派はマーケットから逃げ出す

・しかし逃げ出した先でガソリンがつきてしまい、周りは霧だらけでいつバケモノが襲ってくるかわからない・・・

・八方ふさがりなのでディビットが拳銃に残った弾で心中を図る

・自らの息子にすら手をかけるが弾が一発足りないのでディビットだけ自ら化物にやられようとする

・だが次の瞬間に霧がはれ軍がバケモノをやっつけている様子が映る・・・

・ディビットは絶望の叫びを繰り返しながらEND

 

 

 

 

この人がいてこその「ミスト」

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「ミスト」を語るのなら彼女の話は避けて通れないでしょう。

恐らく映画史上稀に見るくらいのフラスレーションを視聴者に与えまくったお方です。

登場初期から憎まれ口を叩き、正論に対して一歩も引かずに持論をまくし立て、四方八方に敵を作ってもめげずに観る側の神経をこれでもか!と逆なでしてくるわけですよ。

そして見事その努力?が実り予言が当たることによって(まぐれ)教祖として成り上がったカーモディは多くの仲間を従うまでに成長します。

 

終盤の売り言葉に買い言葉みたいな口達者さには、誰もが「このババアに天誅食らわしてくれ・・・」って思ったことでしょう。

そして絶妙なタイミングでオリーの怒りの一撃がカーモディを永久に黙らせます。

この瞬間僕らのフラスレーションは一転して開放のカタルシスに包まれます。

そのカタルシスは凄まじいもので外国では銃弾がカーモディにぶち込まれた瞬間歓喜の声が上がったほどだとか・・・

きっと彼女がいなければここまでのカタルシスは生まれなかっただろうしこの映画も「ラストがちょっと以外なだけの映画」で終わってたでしょう。

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聖書ラブの性悪ババアを完璧に演じきったマーシャ・ゲイ・ハーデンには最大の賛辞を送りたいですな。

希望を持ち続けることが正解なのか?

フランク・ダラボン監督がこの映画にこめたメッセージは「最後まで希望を捨てるな」らしいです。

うーん、そんな爽やかなメッセージ性がある映画には見えん(^^;)

さて希望ってそんなに持たなきゃいけないんですかね?

希望を捨てたラストのディビットのあの選択は間違ってるんですかね。

何度も議論を交わされたであろうお題ですが・・・

「希望を捨てる事も人間に赦された選択肢である」

って僕は思うんですよ。

だから最後のディビットの行動には何も落ち度もなければ間違いはないって思います。

散々気色悪いバケモノと戦ってきたデイビットだからこそ共に戦いを切り抜けた仲間と幼い息子に安らかな死を願うはず。

結局その直後に事態が収拾したのなんて結果論でしかないんですよ。

仮にあと数分遅れればバケモノに食い散らかされてた可能性だってあるんですからね。

まあ、ディビット本人はこんなふうに割り切れないでしょうけどね。

 

というか全体的に行動が裏目に出過ぎです。

 

マーケットから脱出する際にオリーはカーモディに発ぶち込んだが為に脱出後に自殺の弾が足りなくなるし、逃げた時に無理に拳銃を拾わなければラストの展開はなかったでしょう。

まあ、エンタメだからといってしまえばそれまでなんだけど・・・

しかし息子の「僕をバケモノ殺させないで」は皮肉がすぎるぞいダラボン。

胸糞悪いのはラストよりも・・・

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ぶっちゃけラストの展開は対して衝撃を受けなかったしそこまで鬱でもないなーって思いました。

個人的には散々カーモディ教に染まってたマーケット居残り勢が生き残った事のほうが圧倒的に胸糞悪かったですね。

まあ、主人公たちが脱出した後モンスターに襲われた可能性があるけど・・・

恐らく助かってるんでしょうねー、残念。

ウォーキング・デッド勢が多い

映画には関係ないけどこの映画は海外ドラマの「ウォーキング・デッド シーズン1」の出演者が3人もでてます。

デール、アンドレア、キャロルですね(しかもみんな最後の方まで生き残る)

それもそのはず、「ウォーキング・デッド シーズン1」の監督はミストと同じフランク・ダラボンですからねw

いやー、ウォーキング・デッドはシーズン1から全部追っかけているので若かりし頃のデールやキャロルをみてると何だか感慨深いものがあります(アンドレアはどうした)

まとめ

ラストの展開が話題になりがちな映画ですけど過程も超面白いです。

なんせ登場人物が個性豊かでキャラがたってますからね。

スカッと気持よく視聴者の気持ちを代弁してくれるおばあちゃんや意外と戦闘力の高いじいちゃんや主人公以上に大活躍でみんな大好きのオリー。

ただのモンスターパニックホラーとして観ても楽しいのにあのラストのオチで更に深みがでてます。

そりゃキングじいさんも大絶賛するよね(スティーブン・キングは自分の原作の映画には結構辛口)

 

ゲーム原作映画ではかなりの名作です。

霧、怪物、人間関係がメインとミストと通じることも多いのでミスト(小説版)がサイレントヒルの元ネタと良く言われている。

ちなみにこの映画の僕の感想はこんなかんじです→サイレントヒル ネタバレ 感想

言わずと知れたフランク・ダラボン&キングじいさん原作の名作。

観た後のりたまが3日くらい落ち込んで、復帰した後「この映画をみせたお前を許さん」とわりとガチで怒られました。

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4 Responses to “ミスト ネタバレ 感想”

  1. 中村 より:

    前に偽りなき者を紹介させてもらった者です。
    ミストに関して友人達と一緒に話をしていた時に私だけ見方が違っていたようで、私はあの宗教婆さんは神の使いであるところの天使の役割だと思ってました。異次元から来たデカイあいつは神であり神からの伝えを聞いた他のスーパーの人達は助かって逆らい思うがままに行動を起こした主人公達は悲劇に終わるという話なのかなと。
    まあダラホン自身が違う的な事を言っていたので違うんでしょうが、穿った見方をして見るのも別の発見があって面白いなと思いました。
    因みに私はダラホン作品ではグリーンマイルとマジェスティックが好きですね。

    あ、胸糞悪い映画ならこれまでに私的に最大級の後味の悪さを残してくれた「バイオレンスレイク」をお勧めします。私はもう二度と見ることはないと思います。もし視聴済みでしたらすみません。

    それでは失礼致します。

    • ゆでたま より:

      おぉ、中村さんお久しぶりです。
      モンスターとか異次元とかはキングじいさん作品(失礼な話だけど)なんで出処とか意味を全く考えてなかったです(^^;)
      しかしそういう見方は確かに面白いですね~。
      虫が宗教婆さんを避けたり予言があたったのはまぐれではないということですか・・・ふむー。
      グリーンマイルは僕も大好きで小説も読みましたよ~。
      「マジェスティック」はみたことないの今度観てみようと思います♪

      「バイオレンスレイク」は一応観た事あります。
      あの結末はよう思いついたなってくらい胸糞ですよね。
      後味の悪さでいえば確かにアレ以上は中々ないかもしれませんね・・・
      今度心にゆとりがあるときにでも観なおして記事にしてみようかなって思います。

  2. もぶ より:

    先日「スタング」を観賞したのでそっちにコメントをするはずが、とりたてて何を書いたらいいか分からず関連記事でこっちに来ちゃいました。

    モンスター映画を見るときに気になるのはクリーチャーのデザイン。「スタング」みたくそのへんにいる動物がデカくなって襲ってくるのも身近な恐怖がありますが、「ミスト」のこちらの常識が全く通用しないんだなって思わせる触手のデカいやつの得体の知れない恐怖はたまらないものがありました。

    原作小説のキングワールドは作品間の繋がりがあるので、あの怪物たちもダークタワーの世界から来たってオチがついちゃってますけど、この映画だけだと軍の実験で~次元の扉が~って漠然と語られるだけなので、姿だけでなくその正体、全貌が見えてこない恐怖があって大好きです。恐怖の根源ってまさにそこにあると思うので。
    最近はどんな媒体の作品でも大体そこら辺の設定が作り込んであるので、最後まで得体の知れない理不尽な恐怖に直面する機会がなくて残念です。何にでも理由と説明を求める風潮あるみたいですが、死者が蘇った理由?知るか!みたいないい意味での適当さが欲しいって思う時も…

    ダークタワーも映画化決定したそうですけど、またこの怪物たちが出てきたりするんですかねぇ。

    • ゆでたま より:

      もぶさんこんばんは~。
      どこにコメントしていただいても管理する側は簡単にわかるのでどこでも大丈夫ですよ(^^)
      「スタング」はわりとコメントにこまる映画ですよね、平凡というか突っ込みどころがないというか。
      あ、いやツッコミどころはたくさんあるか。

      確かに最近の映画はモンスターは見えてなんぼ、謎は解決されてなんぼと「視えない、わからない」の恐怖がないですね。
      時代の流れなんですかね~、根源的恐怖自体が現代人に合わないのかもしれません。
      もしくは監督さんがそういった映画を撮りたがらないのか・・・

      僕はダークタワーの原作は詳しくないけど、内容が面白そう+キング作品なので上映されたらみてみたいです!
      あとは下手なホラーにならないことを祈りたいものですね。

      後最近のホラーについて物言いをしたくなるのは、僕らが良くも悪くもホラー慣れしちゃってるってのもあるのかもしれないですね(^^;)
      初めてロメロの「ゾンビ」を観た時のようなトイレにいくのも怖くなるような圧倒的な恐怖に出会えないかもって思うと大人になるのって寂しいものです(何の話になってるんだ)

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