フィフス・ウェイブ ネタバレ 感想
あらすじ
「キック・アス」「キャリー」の人気女優クロエ・グレース・モレッツが、地球外生命体の攻撃により人類が滅亡の危機に瀕した世界で、見えない敵と戦う孤独なヒロインを演じたSFミステリー。「アザーズ」と呼ばれる地球外知的生命体による4度の攻撃で、人類の99％が死滅した地球。生き残った女子高生キャシーは、離れ離れになった弟を救うため、さらわれた子どもたちが集められている基地へ向かう。アザーズはすでに人間に姿を変えて社会に紛れ込んでおり、誰が敵で誰が味方かもわからない。そんな状況のなか、旅の途中で出会ったある男性に助けられながら、キャシーは基地を目指すが……。「アリス・クリードの失踪」で注目されたJ・ブレイクソン監督がメガホンをとり、「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイアがプロデューサーとして携わっている。(映画.comより)
予告
２０点
ごちゃ混ぜ投げっぱなしジャーマン
「The Last of Us 
そんな映画です。
どっかしらで見たことあるシーンや設定のオンパレードな上に着地先が無いという糞映画の代表みたいな作品です。
とりあえず「美男美女出して適当にロマンス入れて厨二要素織り交ぜとけ！」という雑な作りです。
ザックリとストーリー紹介
・ある日突然「アザーズ」と呼ばれるエイリアンが地球を侵略
・アザーズは５つのステップに分けて地球を侵略
・アザーズ達は電磁パルスや津波で文明を破壊したりウィルスで人類を減らしたりする
・生き残ってコミュニティを形成する人間もアザーズが人間になりすますことで対処（４つ目のウェイブ）
・クロエちゃんの弟が軍に連れて行かれる
・実はその軍はすでにアザーズに支配されていて子供たちを人間狩りの兵士に育て上げていた（最後のウェイブ）
・半アザーズのエヴァンに助けてもらいながら何とか弟と再開したクロエちゃん
・偶然高校の知り合いのベンとその隊員と共に軍の基地を脱出
オリジナル要素が皆無
エイリアンの侵略、世界の終末に立ち向かう少年少女達、軍隊の訓練をする少年少女達、美男美女、乙女のロマンス等どれも使い古された題材です。
だが使い古された題材でも徹底的に掘り下げたり撮り方を変えるだけで面白く出来るのが映画の良いところでしょう。
しかしこの映画はとりあえずティーン・エイジャーに人気のコンテンツ全部盛り込んでけみたいな感じでぶち込んだだけです。
どれも掘り下げる気がなくどれも中途半端な映像しか撮れていない。
「ダイバージェント 
この映画はこれらのティーン・エイジャーに受けの良い（媚びまくった）作品に名を連ねるものでしたよ。
あーいった映画はどーにも苦手です。
例えるなら甘ったるいだけでゲロマズなアイスを食わされてる気分ですかね。
クロエちゃんが可愛ければ全てよし！
ってなるとでも思ってたかヽ(`Д´)ﾉ
いくらクロエちゃんが可愛いからといってこんなクソみたいな脚本で楽しめるかっての。
他のキャストも期待の新星を集めた感じだけど全然活かせてるとは思えない。
期待の新人集めて「世界の終末に立ち向かう少年少女」というプロットしばらくやめませんかね？
穴だらけの脚本に投げっぱなしのストーリー
ずば抜けた科学力があるのにわざわざ人類に変装してまで近づく理由って何？
地球に真正面から着陸して世界中の軍隊を退ける力があるのに何故わざわざ地上に降りる。
地球を傷つけないで侵略するにしてもそんだけ科学力あるのなら他に方法がありそうなもんだけどねえ。
しかも人類は侵略されっぱなしで無条件降伏でもしたの？状態。
更にはラストでのほほんとご飯を皆で食べてるけど状況はどう考えても絶望的です。
続編を出す気満々な終わり方だけど多分観ることはないでしょう。
まとめ
若手が初々しくていいな～って思う以外には何も見所がない映画です。
クロエ・グレース・モレッツの名前だけである程度は客が入るだろうしもしかしたら本国ではティーン・エイジャーにはうけるかもしれませんが・・・
僕は全然楽しめませんでしたね～。
世界の終末✕少年少女って個人的にいい！と思えた作品に出会えた事がない気がします。
むしろあったら紹介して欲しい。
あ、でもゲームのラスト・オブ・アスはスッゲー面白かったです（映画ではないけど・・・）
だがラスト・オブ・アスは厳密には少年少女ではなくおっさん✕少女なんだけどね（おっさん✕少女は名作多し！）
ラストの展開が賛否両論なのも含め好きな作品です。
リンガー役のマイカ・モンローの主演作。
リンガーとは違った性格と見た目のマイカ・モンローが観たい人にオススメ。
内容は青春モノとホラーって感じで悪く無いですよ、僕の感想はこんな感じです→イット・フォローズ ネタバレ
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