邦画がつまらないのはなぜか?味噌汁作ってる場合じゃないぞ!

どうも1週間以上熱が続いて頭が茹で上がりそうなゆでたまです。

風邪なんて何年も引いていなかったのになあ。

 

ということで今回はちょっと邦画界の愚痴を書こうかなって思います。

あ、邦画好きの人は気分悪くしちゃうと思うんで読むのはやめた方が良いですよ!

 

さてまず初めに僕は色んな国で暮らしていたのでどの国が自分の母国とかってないです。

自分で言うのもなんですけど国や民族というものに愛着がない故にいずれかの国を色眼鏡でみることがないです。

だから客観的に映画を評価できているつもりではあるのですが・・・何分ど素人の意見ですからね。

偉い映画評論家や知識豊富やプロのライターのような深い見識はないのですよ。

あくまで映画好きによる一個人の意見程度に受け取ってくださいね。

それらを踏まえた上でこれからの話を聞いていただければ幸いです。

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日本の映画はレベルが低い

先日英国の映画制作会社の代表のアダム・トレルという人がこんなことを言っていました。

「日本映画のレベルは本当に低い。最近すごく嫌いになってきたよ!」

「アジア映画の中で韓国や中国とかが頑張っている。それに比べて日本はレベルがどんどん下がっている。以前はアジアの中で日本の評価が一番高かったけど、今では韓国、中国、台湾やタイなどにお株を奪われている。ちょっとやばいよ」

引用元:headlines.yahoo.co.jp

といったように真っ向から真っ二つに切り捨ててます。

そして大多数の人がこの意見に同意せざるを得ない状況になってます(一部除き)

僕はこのニュースをみて悲しかったですね。

って別に日本映画業界を憂いてるとか大げさなもんではないです。

ただなっさけねー!って思ってガッカリしてるだけです。

何が悲しいってこれを指摘したのが外国人てことなんです(補足しておくとアダム・トレルさんは日本映画の大ファン)

よーするに邦画のレベルの低さを指摘する業界人が今まで日本にいなかったってわけですからね。

まあ、丸っきりいなかったわけではないだろうけどここまでハッキリ言い切った人は少ないんじゃないかな。

日本映画が劣化し続けている理由

アダム・トレルさんが劣化の理由を大方説明してくれてます。

簡単に書くと・・・

・映画製作の費用が少ない

・映画関係者への報酬が少ない

・映画評論家がちゃんと評価しない

 

上2つは日本のマーケティングの方法とかの絡みもあるんで僕は細かく突っ込みません(突っ込める知識がない)

気になるのが最後の映画評論家のやつです。

これっていわゆるステマ(ステルスマーケティング)ですよね。

配給会社から依頼されてんのかお金渡されてるのかはわからないけど明らかに否定的意見が多いのに異常に評価の高い映画がたまにあります。

「進撃の巨人」がいい例になってます。

ちなみに僕は原作を呼んでいてアニメも全話観ています。

ただ僕は原作もの映画って原作要素を一切考慮しないで映画単体として観るので別に改変とかまるっきり気になりません。

とりあえず面白ければ何でも良いですからね。

進撃の巨人の評価はここがおかしい!

まず進撃の巨人は脚本を映画評論家が担当したみたいです。

それが原因かはわからないけどそこかしこで高得点を連発しています(特に大手のサイト)

しかし実際の評価は学芸会レベルの演技に「僕の考えた壮絶で悲惨なお話」のような脚本の映画でした。

僕も観ましたけど本当に酷いです。

特撮がよく褒められてるけど学芸会レベルの演技とゴミみたいな脚本が台無しにしてます。

ていうかその特撮だって酷すぎる演技と脚本を覆せるほどのものではないと思いましたが・・・

頓珍漢な事を言う制作サイド

有名な映画音楽の制作の人らしいけどアダム・トレルさんに対してこう反論したようです。

当たり前のように炎上しましたけど、日本映画業界に深く携わっている人なら言ってほしくない言葉ですよね。

しかも炎上した後の言い訳が超低レベルです。

「バットマンVSスーパーマン」を貶してめて邦画を上げていましたからね。

名指しで作品を貶めて自分の思ういいものをあげるって・・・子供の言い争いじゃないんだから。

映画の完成度よりも宣伝に金かけたほうが利益がでる

今の時代ってSNS全盛期じゃないですか。

僕もTwitterをやってはいるけど全然使いこなせてないし、てんで呟いてないんでフォロワーとかいませんけど・・・

でも大抵の人はSNSを使いこなし有名人をフォローしたり自分の好きな分野で最新情報を得たり自己表現をしたりとコミュニティを築いています。

そして彼らは友人に友人にと拡散してくれるのであっと言う間に情報が広がっていくんですよね。

 

・・・そうなればあとは分かりますよね。

ジャニーズやモデルなどの広告塔として顔がいい人達を映画に使うだけで人が集まっちゃうんです。

演技が上手い無名よりも演技が下手くそな有名人を使うだけで集客が成り立ってしまいます。

映画評論家の件もそうですよ。

「この映画評論家は有名だし好きだからこの人が面白いって判断してるのなら面白いんだろう!」

ってなっちゃう人もいるでしょうからね。

とくればサム・ライミのスパイダーマンシリーズみたくCGにアホみたいにお金かけて良いものを作るよりも有名人を使ってくそ映画を宣伝したほうが圧倒的にコストがかからないんでしょう。

邦画と洋画は比べちゃダメ?

人によって時々「海外のアクションと比べんなよ」とか「日本映画として評価しろよ」って言い出す人もいるんだけど。

これだけ世界中の映画が観れる時代に比べるなって無理じゃない?って思うんですよ。

そういうのは映画評論家のすることであって僕ら一般ユーザーってより良い物を比較するのは当然ですからね。

それに予算がない=いいアクションが撮れないみたいなのっておかしいと思うんですよ。

だって「マッハ」とか低予算でもアクションの質は桁違いに良いですからね。

今の邦画は「観る気」にすらならない

僕は映画ってよっぽど自分が追っかけてるコンテンツでなければブログや観た人の感想をチェックしてから観に行く人なんですよ。

映画好きである前に僕もただの消費者ですからね。

やっぱり時間もお金も損はしたくないんです。

それなのにステマだらけでまるで信用出来ないレビューが溢れている邦画は観る気にすらなりませんよ。

まとめ

邦画への愚痴をつらつらと書いたけど僕は別に邦画自体が嫌いなわけじゃないです。

単純につまらない映画が嫌いなんです。

だって好きな邦画も多いしこのブログでもレビューで高得点を出してる映画もあります(悪の教典とかZアイランドとか)

しかしそんな監督の頑張りも虚しく今の邦画界は映画作りの資金を宣伝やステマに使うだけで良い物を作るためにコストを割く気はさらさらないんでしょう。

そう考えるとユーザーとスポンサーとの板挟み状態の映画製作サイドは大変なのかもしれませんね。

それに映画が大好きでこの業界に入ってきたら役者すら自由に選べないってんだからなあ。

ただそれはそれ

僕は映画好きとして消費者として支払った対価に対する感動を与えてもらえなけば制作サイドがどれほど苦労してようが「つまらんものはつまらん」って言おうと思います。

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11 Responses to “邦画がつまらないのはなぜか?味噌汁作ってる場合じゃないぞ!”

  1. より:

    ゆでたまごさん、初めまして。

    ググってここにたどり着きました。記事の内容に賛同です。
    私も邦画が嫌いというわけではなく、昔の邦画は
    大好きです。本当につまらない映画が嫌いなだけです。
    個人の好みの問題ではなく、単純にクオリティーが
    低すぎるものが多すぎ、凡作レベルにも達してない、
    何故億単位のお金をつぎ込んでこんな駄作を作るのか、
    意味が分かりません。お金の無いラテンアメリカや
    東南アジアですら、良作は作られているのに、
    日本人は文化レベルが低くなったのでしょうか?
    わざわざ時間をかけて映画館に来るお客さんに、酷い映画を
    見せて、作り手は平気なのでしょうか?
    古い映画ですが「Shall we dance?」はちゃんと娯楽性が
    あり国内でヒットしました。いつの時代も観客は
    良い映画を求めていると思います。

    ただ愚痴っていても仕方が無いので、私は作り手に
    回ることにしました。今映画の脚本を書いている最中です。
    (日本語ではなく、英語ですが…)
    映画を愛する者として、いつか素晴らしい作品を
    世に出すことをお約束します。

    • ゆでたま より:

      雪さん、初めまして!

      記事に賛同いただきありがとうございます。
      懐古厨って言われちゃいそうですけど、実際問題昔の邦画の方が面白かったと感じてしまうのは確かなんですよね。
      時代の移り変わりなのでしょうか、「出来のいい映画」よりも「儲かる映画」が業界では求められているようです(ユーザーは求めてないけど)
      億単位のお金で駄作を作るのは必ず儲かるからなんでしょうかね?漫画原作などは漫画のファン、出演者のファンの双方のファンを獲得できるようですし。
      それに評価する側もクライアント、お金、等などの「大人の事情」が多分に含まれてしまうから本音が言えない事もあるでしょう。
      僕の邦画製作者への希望的観測ではあるんですけど・・・
      きっと制作サイドは客にクソみたいな映画をみせつけるのは職人としては我慢ならない!けれども食い扶持のために是非は問えない・・・って感じかもしれません。

      「Shall we dance?」懐かしいですね~。
      小学生だか中学生の時にテレビで流れてたのをビデオに録画して何度も観ましたよ。
      トイレで竹中直人が誰かと踊ってるシーンが印象的でした。

      愚痴だけでなく行動に移せてしまうのは・・・信念と意志の強さですね。
      そういった行動力をお持ちならばきっと妥協のない脚本を書いておられるのでしょう。
      雪さんの作品と出会うかはわかりませんが、もし観れる機会があるならば堪能させていただきます!

  2. より:

    先ほどは、お名前間違えてしまいました。〇ゆでたまさん
    ですね、失礼しました

    漫画原作でペイ出来るのでしょうかね?私は見てないですが
    三池監督のキムタク映画も、レビューではつまらないと皆
    正直な感想を書いてましたよね。大衆は意外と分かってると
    思います。カンヌに持っていって箔付けをするよりも、
    単純に実力のある人を使って欲しいですね。
    日本のドラマが低視聴率なのも同じ理由だと思います。

    私の書いているものはヒューマンドラマですから、
    ゆでたまさんの好みではないかもしれませんが、
    もし作品が世に出ることになった日はお知らせしますね。
    ゆでたまさんのご紹介の映画は私が観ないジャンルで
    勉強になります。これからもブログを拝読させて頂きます♪

    • ゆでたま より:

      いえいえ、名前なんてわかればいいのでお気になさらずに!

      ぶっちゃけ実際にペイできてるかはわかりません(^^;)
      映画業界の金回りは正直疎いので、浅知恵なりに脳ミソをフル稼働させた僕なりの結論でしかないので適当に聞き流していただければ幸いです。
      確か・・・無限の住人でしたっけ。
      カンヌいってましたね~、確かキムタクがつま先立ちコラっぽい感じにされてネタにされてましたね。
      本当にそう思いますよ。
      世界という大きな舞台に名前を出すのならしっかりと良いものを出して自慢してほしいものです。
      ドラマもイケメン美女というハリボテで覆い隠しまくりですからね~。
      どこをみても同じメンツばかりで面白い面白くない以前に観る気すらなくしてしまいます。

      ヒューマンドラマですか!
      確かに観てる映画のジャンルとしては比率は少なめですね。
      でもヒューマンドラマは観た後にもっとも影響受けるジャンルなんですよ(影響されやすい性格)
      2015年の「ルーム」(一応ヒューマンドラマかな?)なんてスゲー影響されちゃいましたからね~(^^;)

      おぉ、それは嬉しい限り!是非ご連絡いただければありがたいです!
      僕は雑食なので映画でも漫画でも物語があるものは大好きですので楽しみにしていますよ(^o^)
      ありがとうございます!そう言っていただけると映画ブログ冥利につきます本当に。。。
      それでは遅筆ながらもこれからも色んな映画の感想を気ままに書いていきますね!

  3. 中村 より:

    こんばんは中村です。
    上の方と面白い話をされていた様なので混ぜてもらおうかと笑

    上では大衆受けを狙って面白くないという話がされていますが、邦画において逆の話をさせて貰えればと思います。
    先日河瀬直美の「光」を観てきたんですが、なにやら評判がよろしい様ですが私は正直星一つすら難しいくらいの出来だと思いました。この理由を考えてみたんですが、最近の日本のドラマ系映画では、監督の考えや美的で抽象的な映像、難しくて詩的な言葉が目立つ様に思います。これらはさりげなくぽっと入れてあれば押し付けがましくなくどころかより一層の深みとしてその映画の質を高めますがこれらばかりが目立つ様になると全く面白くないんですよね。
    例えがおかしいかもしれませんが、絵で言うならば暗い色彩で描かれた絵の中にある白のハイライトでしょうか。あるべき所に一つそれがある事で絵に奥行きを持たせ輝かせる事ができますが、こんな考え方であるべきだとか、こんなシーンって素敵だとかを詰め込みすぎると絵を描いていたはずが出来上がるのはべた塗りの白のなんですよね。そんなものを見せられてもなにも面白くありません。なのにも関わらず製作者はこれだけ想いを込めて造ったのになにも受け取ってくれない、更にはこれを理解できないのは観客の感性が乏しいからだなんて言ったりする人も居るんですよね。塗りつぶされた絵の本来の部分なんて見れる筈がありません。この辺りは、やはり海外の監督や脚本家は上手い人が多いなと思います。
    なにか芸術性を自分の作品が良くないと言われる事に対する逃げ道として使っている様な印象をもってしまいます。

    しかし、上ででている「shall we ダンス?」の周防正行の「それでも僕はやっていない」などは、しっかりと自分の考えを入れつつも決して押し付けがましくない、そんなバランスをとっていてとても面白かったです。こんな方々にはこれからも頑張って欲しいですね。

    こんな内容の話を書いている自分も抽象的な例えしか出来ませんでしたが、「光」を観てかなり思うところがあり、とはいえどう言ったもんか分からないので変な話になってしまいましたがこれで失礼致します。

    • ゆでたま より:

      中村さんこんばんは!
      ぜひぜひお話に参加していってください(^^)
      僕がブログを運営している理由の1つに、色んな方が交流して様々な感想を交換し合ってもらってそれをみたいってのもあるのです♪

      難解なセリフや詩的なセリフ、抽象的で思わせぶりな表現、幻想的で綺麗な映像、こういうのって効果的に挿入できると世界観への没入感がアップしますよね。
      でも一歩間違えれば製作者の自己満足で終わってしまう、ましてやそれらの理解を観客へと求めてしまうのは論外でしょう。
      絵のたとえは分かりやすいです!
      最高にイカしたシーンの詰め合わせをした所でそれはきれいな映像のPVでしかないですもんね。

      「光」は随分とあちこちで絶賛されていますね~。
      予告見てみましたけど、ちょっと興味ソソられる内容です(DVDで観る可能性激高ですが・・・)
      観たら記事にしたりしてみんなで作品について語り合いたいですね(^o^)

  4. より:

    中村さん、初めまして。横レスになりますが…。
    大衆映画にしろ、芸術系の映画にしろ、邦画はクオリティーが低レベルなのが問題ですよね。以前ゆでたまさんが映画「キャロル」の感想を退屈だと書かれていましたが、それでも一応洋画は映画としての質を保っていると思います。邦画は自主製作映画?TVのCM?と思わせるような映像、プロットがありきたりの陳腐な脚本、学芸会の演技…で1800円も払って見たくないというのが本音です。ちなみに河瀬監督はそんなに評価が高い人ではありません。ただデビュー作がカンヌで見いだされたので、カンヌも
    彼女を切れないという事情があるようです。海外の評論家に「光」はお涙頂戴で独りよがりと酷評されていました。海外でも一般公開はあまりされないようですね…。

    • ゆでたま より:

      雪さん、横の横からレス失礼します(笑)

      キャロルはすっごく楽しみにしていた作品だったんですよね~。
      でも僕ものりたまもなんかフィーリングというか表現が肌にあわなかったなあ。
      映像は綺麗だし主演女優二人の美しさ、演技力には全くもって文句はないんですけども・・・
      ただキャロルに関しでは「合わないだけ」だったと思うんで、高評価を下す人がいるのも納得できるんですよね。

      河瀬監督にはそんな裏事情が・・・Σ(゚д゚;)
      海外での評価は何とも微妙なんですね~。
      憶測で物事を語るのは気が引けるんですけど、高評価多数なのはやっぱり映画ブログ界隈でも「企業案件」的な力が動いてるのでしょうか。。。

      日本の映画の料金結構高いですよね~。
      二度三度と観たい映画、評価をみずに前知識ゼロで観たい映画、そこまで興味ないけど観たいっちゃ観たい映画、本当は様々な形で映画を楽しみたいんですよ。
      でもそういう映画館の通い方してると家庭を圧迫する趣味になっちゃいますからね。
      それに邦画に関しては雪さんが言うように1800円払うに値しないというのも、正直ありますね~。

  5. より:

    ゆでたまさん、またしつこくコメントさせて頂きます。(笑)

    あれから色んな方のサイトを読んでみたのですが、どうも作り手とスポンサーの意識の差があるみたいですねえ。企画にGOサインを出してもらうためには、設定やキャスティングに口出しされたり、脚本も読まない上の人に、勝手に話を決められるのも当たり前みたいだそうで…。しかも「ダイハードみたいに、もっとダイナミックにしてよ!」とかこんな大雑把な指示みたいですよ。(笑)まぁビジネスライクになると、そうなるんでしょうか…。業界人の味噌汁の叫びも、「これでも俺たちは上の無茶な要求にこたえて作ってんだよ!」という怒りもあったかもしれませんね。
    だからと言って面白くない映画を作る免罪符にはならないのですが、少し同情しました。でもお客さんにとっては、内輪で駄作を褒め合う業界人も困りますし…負の連鎖ですね。

    • ゆでたま より:

      雪さん、どうもどうも(^^)

      そうですね~、まあどの業界でもスポンサーが存在する以上は作り手に完全なる自由はないのかもしれません。
      快進撃を続けるマーベル映画だってフィギュアを売るためにスポンサーが、アレコレ変な注文をつけてて監督さんは大変らしいです。
      そして恐らくですが・・・邦画は予算も少ない上に更に注文が多いのでしょう。
      そう考えると味噌汁の叫びをしたくなる気持ちも確かにわかります。
      でも負の連鎖を断ち切れないと日本の映画というコンテンツの質が下がっていき、やがては利益も取れなくなって消えそうで怖いですね。

      雪さんのおっしゃる通り普段映画を観ない人を釣るためには、イケメン俳優やプリティーな女の子を使うのはシンプルかつ有効な手段ですね。
      お楽しみポイントが何せ「分かりやすい」ですからね。
      いつの時代もどんなコンテンツでも楽に、簡単に、気軽に、と言う言葉をユーザーは求めてるし、マーケティングの基本もまた昔から「ユーザーの求める物を与える」です。
      だから映画業界が「旬の有名人を使って、分かりやすくてサクッと観れる映画」に行き着くのは必然だったのでしょう、そりゃ中身のない映画が増えちゃうってもんですね。
      でも逆に考えれば今の映画業界のありかたって、ユーザー側のリテラシーの低さが招いた可能性もあったりなかったり。
      さて映画業界がダメだからユーザーのリテラシーが低いのか、ユーザーのリテラシーが低いから映画業界がダメになっていくのか。
      なんだか鶏が先か卵が先かみたいでもう僕には正解がわかりません(^^;)

  6. より:

    追記・あと広告会社がターゲット層で狙っているのは、普段映画を観ないリア充なんですね。だからそういう人を釣ろうと思ったら、イケメン俳優や可愛いおにゃのこをキャスティングして単純な物語にするでしょうね。まぁリア充は現実が楽しすぎて、深く考えさせられる話なんて観ないでしょうから…(苦笑)。そう考えると、『君の名は』の大ヒットも理解出来ましたね。

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