ウォーキングデッド　シーズン６　１３話　ネタバレ　感想

前回で攫われたキャロルとマギー。

今回はキャロルとマギーと攫った集団がメインの回でした。

キャロルとマギーの無双っぷりが目立ってましたね。

そしておまけ程度ではあるけど久しぶりにウォーカーが活躍した気がします。

簡単に今回のストーリーを紹介

・攫われたマギーとキャロルが縛られる

・キャロルが「弱者」を演出してマギーを守ろうとしたり脱出の機会をうかがう

・キャロルが神頼みしてるフリしてもっていた十字架で拘束を解き脱出

・マギーを救出して脱出しようとするキャロルだが「奴らを生かしちゃおけねぇ」と戦闘モードのマギー

・あっと言う間に敵を全滅させるキャロル＆マギー

・助けに来たリックたちと合流する

・張り詰めていた緊張が解けてグレンの腕の中で倒れこむマギー

・リックは捕虜にニーガンのことを聞くが「俺達がニーガンさ」と意味深なことを言われる

・価値のなくなった捕虜をリックがズドン

・人を手にかけることに悩みを抱き始めるキャロル（十字架を血が出るほど握りしめる）

キャロル大先生「強さ」とは何かを示す

今回は圧倒的なキャロル回でした。

何が凄いって・・・

自分の死んだ娘や夫ですら「弱者と相手に錯覚させる為のネタにする」事ですよ。

夫に怒鳴られてしゅんとしたり娘がウォーカーになってて泣き崩れてたキャロルはもういません。

今のキャロルはまさに生粋のキラー。

「自分が如何に弱い存在と思わせるのも一つの才能だ」とタコが教師をやっている漫画でも言ってましたが・・・

キャロル先生は誰に教えをこうこともなく平然とやってのけたのです。

そしてその上で「もう殺りたくないの・・・」と自分の力の強大さに恐怖するという厨二っぷり

あれ？このドラマってダークヒーロー物だっけ？

マギーの母性が大爆発

わりと温厚で常に中立な立場を崩さないマギーが今回は物凄く殺気立っていました。

理由はお腹の中にいる赤ちゃんでしょう。

マギーの死＝即赤ちゃんの死につながってしまうので今まで以上にマギーは死ねないんです。

ウォーカーに噛まれることはもちろんお腹に傷をつけられることもあってはならない。

常に安全を確保しなければなりません。

だからキャロルが自力で脱出しマギーとともに「逃げよう」と提案した時も「いや、全員殲滅する」という行動に出たのでしょう。

逃げて追いかけられるリスクよりも殲滅して確実に身を守る・・・

相手はこちらが身籠った女と弱々しい老婆と思い込んでいるのなら殲滅出来る可能性は高い。

うむ、実に合理的である。

子を守ろうとするマギーの戦闘能力はキャロルにも引けをとりません。

ウォーカーを罠に使い敵が怯んだ好きに徹底的に叩く（情け容赦なく徹底的に）

そして増援を誘い出しては「汚物は消毒だ！ヒャッハー！！」と燃やす（リスクヘッジと弾の節約）

あれ？このドラマってどんな趣旨だっけ？

今回の犠牲者達

今回の敵はみんなピエロでしたね。

リーダー格のポーラは完全にキャロルをろくに戦えない決断できない弱者と舐めまくっていました。

でも結局弱者は自分だったと気付かされ悲惨な最後を遂げてしまう。

唯一の男ドニーは右腕をキャロルに撃たれ（意図的に急所を外してもらっただけ）それが原因でウォーカーになった挙句罠にされる。

残りの二名はモブキャラのようにマギー＆キャロルに処されてましたね。

深まるニーガンの謎

キャロルとマギーが攫われた際のポーラ達の口ぶりをみるとリックたちが落としたコミュニティは数多くあるうちの一つらしい。

そして今回最大の謎はニーガンは固有名詞ではない！？

ということです。

リックやキャロルにニーガンが何者かを問われた時に「私達がニーガン」と答えており特定の誰かがニーガンではない事を匂わせています。

まだまだ全貌の見えてこない最凶の敵ニーガン。

シリーズ最凶での敵であり尚且つもっとも犠牲者が出ると言われるシーズン６・・・

ますます目が離せませんな。

まとめ

今回はキャロルファンやマギーファンにはたまらない回でしたね。

散々ランボーしてきたキャロルが人を手にかけるのを悩み始めたのはもしかしたらモーガンの影響かもしれませんね。

どこぞのおっさんとくっつくよりかモーガンとくっついた方が何だかお似合いな気がしなくもないです。

対人への戦闘モードのマギーって地味にレアだと思うのでマギーファンの僕としては見所がいっぱいでしたね～。

このまま子を守るためなら手段を選ばない母親を突っ走って欲しいですね。