マイ・インターン ネタバレ 感想

マイ・インターン ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

あらすじ

「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイと名優ロバート・デ・ニーロが共演したハートフルドラマ。ファッションサイトのCEOとして活躍する女性が40歳年上の男性アシスタントとの交流を通して成長していく姿を描いた。ニューヨークに拠点を置く人気ファッションサイトのCEOを務めるジュールスは、仕事と家庭を両立させながら誰もが羨むような人生を歩んでいた。ところがある日、彼女に人生最大の試練が訪れる。そんな折、会社の福祉事業で雇われたシニアインターンのベンが、ジュールスのアシスタントに就く。ジュールスは人生の大先輩であるベンから様々な助言をもらい、次第に心を通わせていく。監督・脚本は「ホリデイ」「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ。「セックス・アンド・サ・シティ2」の衣装を手がけたスタッフによる洗練されたファッションも見どころ。(映画.comより)

予告

 

80点

超高性能おじいちゃん

この映画は劇場公開中は全くノータッチというか完全スルーしてたんですよ。

何というか最近アン・ハサウェイのあざとい笑顔が好きになれないというか「プラダを着た悪魔」は面白かったけど・・・

まあ、なんとなーく気分的にアン・ハサウェイが観たくなかっただけなんですけどね(^^;)

そういう時ありません?

普段ならこの俳優さんは可愛いな~とかカッコいいな~とか思うんだけど気分的に「今日はおまいの顔見たくないんじゃーヽ(`Д´)ノ」って気分。

でも映画を観たら「あ、やっぱアン・ハサウェイって色んな服が似合ってて可愛いな~」って思わされました。

スポンサードリンク

テンポの良い会話とストーリー

最初から最後まであっと言う間の映画でした。

久しぶりに全くだれずに映画を見れた気がします。

ベンはいちいち言うことが愛くるしくほっぺが自然と緩む。

こんなおじいちゃんを持てたら幸せなんだろうな~と心底思う。

ちょくちょく挟まれるギャグも滑ることもなくクスッとさせてくれるしね。

優しい世界

この映画最初から最後まで嫌なやつはあんまり出てこない。

夫が浮気野郎だったりママ友がゲスかったりするけどそこら辺の描写は比較的ライト。

そして何より登場人物みんながベン(デ・ニーロ)に優しい。

年寄りだからというのもあるだろうけどやっぱりベンの人徳や人柄の良さが周りをそうさせてるのでしょう。

しかも周りの若者もいいやつばかりでベンを年寄りだからと甘く観ないし彼の言葉には真剣に耳を傾ける。

そういや最近の若者ってどんな感じなんですかね?

SNSやネットが普及してありとあらゆる知識が無料で手に入る世界で子供はどんな風に育つのだろう。

まあ、なんにせよこんな明るくて暖かい世界で暮らしてみたいなあ。

僕の住んでる世界はまっくろくろすけも良いところなので・・・

クラシックとモダン

ジュールス(アン・ハサウェイ)の会社や登場人物はみんな現代的。

会社はいかにも今の若い世代を代表するかのような白黒を基調にちょっとグレーを入れた色彩だし服装はみんなカジュアル。

それに対してベンの格好は昔ながらのスーツにクラシックな鞄。

でもベンは自らのクラシックなスタイルを崩さずに現代的な世界を知ろうとする。

徐々にマックを使えるようになったりフェイスブックに登録したりするベンをみると自分ももっと学ぶ姿勢というものをもっと持たないといけないな~って思う。

それに影響されベンを真似てクラシックな格好や鞄をするようになる若者は見ていて微笑ましい。

最初こそは「用事は全部メールな!」っていう感じだったジュールスが最後の方では直接話しかけていくようになるのも地味に感動する。

新しいものと古いものが交差するのがとっても心地良くてこんな感じの仏の顔になりましたわ→( ˘ω˘ )

綺麗すぎる世界が眩しい

スクリーンの世界が綺麗であればあるほどリアルの会社や年寄りを考えてしまいちょっぴり黒いゆでたまになります。

僕は色々な都合上社長や会長といった人達と関わりが多いです。

だから必然的に年寄りとも関わりが多いし社会というものの実態に触れる機会も多いです。

彼らは成功するために多くの犠牲を払っており、あまり言いたくないけどベンのような綺麗な人間とは正反対な事が多い。

故にこの綺麗すぎる世界は僕には観てて辛い部分が多かった。

観たくないもの考えたくないものが映画の綺麗な世界を通して浮き彫りにされてるような気分。

私情挟みまくりの主観的な感想だけど個人のブログで客観的に感想を書いてもしょうがないしね。

まとめ

登場人物が年寄りにも若者にも偏りすぎずとってもバランスが良いです。

会話のテンポもよく若い人でも年取った人でも楽しめるいい映画ですね。

ただ最後の夫が謝って和解というのにだけは納得行かないかなあ。

夫の心変わりが早い上にあんまり彼の描写がないもんだから大丈夫か?って思ってしまいます。

まあ、そこら辺を差し引いても凄くいい映画なので是非家族で見て欲しいですね。

あと紳士たるものハンカチを常備するようにしておきたいですな!

 

アン・ハサウェイの可愛さが詰まった一本。

同じ監督の作品。まだ観てないのでいずれ観たいですね♪

 

関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ