40歳の童貞男 ネタバレ感想

40歳の童貞男 [DVD]

予告

 

90点

 

愛すべき馬鹿仲間万歳(´∀`)

家電量販店に勤めるアンディ(スティーブ・カレル)はオタク趣味前回の部屋に住んでいて職場でも家でも自由気ままで不自由のない生活を送っていた。

だがそんなある日ひょんなことから同僚3人に夜中のポーカーに誘われた事で40にもなって童貞だって事がばれてしまう。

アンディが童貞だと知った同僚3人はあの手この手でアンディに脱童貞の為のテクニックを教えようとするが女性を神聖視しているアンディは今一乗り気になれない。

そんな時職場の向かいで店を営んでいるトリシュに一目ぼれし上手い事付き合い始めるが、自分が童貞だと上手く打ち明けられずにいた・・・。

 

見る前は電車男みたいな感じの映画かな~と思ってたけど全然違ってて、まずアンディが案外奥手でもない。

アンディはちゃんと相手の目を見て話せるし割と行動力もあって全然童貞には思えないんだよね。

しかも結構立派な家に住み自転車で通える距離に仕事場があり、同僚にも恵まれ人間関係にも悩む事がない。

ぶっちゃけ羨ましいほどに人生謳歌できてて童貞かどうかなんてどうでもよくない?って思っちゃう。

しかもあーいう悪友ってスッゲー憧れるんですよね。

なんていうか馬鹿な事に本気になってくれて一生懸命応援してくれる友達って中々いないじゃないですか。

昨今の付き合いがどんどん希薄になっていく日本においてそんな友達は童貞卒業より遥かに価値があると思うんですよね。

 

とにかく出るキャラみんな個性たっぷり

出番は少ないけどアンディの会社の女社長がアンディが童貞と分かると露骨に迫ってきたり、部下との絡みが秀逸で「あんたみたいな上司を持ちたかったぜ」って思うほど。

また悪友達の繰り広げる日常も常に「笑い」が散りばめれられてて、子供のようなしょーもないネタから笑える下ネタまで盛りだくさんでこーいう日常ってずっと見てても飽きないものですね。

黒人の同僚ジェイが「いいか!俺はお前のほうを向いてるがお前は見ていない!俺は女を見てる!!お前はどうだ?俺を見てるか?違うだろう、女を見るんだ」とかのくだりはあーやるやるなんて思ったし、日本人の経営する脱毛エステの店でアンディの胸毛処理するエステのお姉さんはもう演技してる感じではなく素で笑ってるのとかホントつぼでした。

 

ラストまでの流れを簡潔に書くとアンディは最後の最後でトリシュに童貞だと打ち明ける事に成功し見事トリシュと結ばれ歌いながら謎のダンスエンディングへ移行する、あのインド映画っぽいダンスと歌はどういう意味があったのだろう?

スティーブ・カレルの童貞キャラは確かに良かったんだけど、それ以上に周りを固める脇役達が面白すぎてどちらかといえばリア充路線まっしぐらなアンディよりも友人達のアホなノリをもっと見たかったですね。

この映画がツボにはまった人は「スーパーバッド・童貞ウォーズ」も楽しめると思うんで是非見てみよう。

 

 

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