[美女たちの]ノック・ノック ネタバレ 感想[甘い誘惑]
あらすじ
キアヌ・リーブス主演、「ホステル」「グリーン・インフェルノ」のイーライ・ロス監督によるサイコスリラーで、理想的な家庭を築いた良き父親が、一晩の快楽の誘惑から破滅へと突き落とされる様を描いた。仕事のため、家族と離れ、1人留守番をすることとなったエヴァン。その夜、ノックの音に玄関のドアを開けると、そこには2人の若い女性が立っていた。道に迷ったという2人を親切心から家の中へ招き入れたエヴァンは誘惑に負け、彼女たちと一夜をともにしてしまう。それはエヴァンの地獄への第一歩だった。「グリーン・インフェルノ」で初主演を務め、ロス監督の妻でもあるロレンツァ・イッツォが美女の1人ジェネシスを演じる。(映画.comより)
予告
85点
グロに頼らないイーライ・ロス作品
もはやイーライ・ロス作品では常連となった奥さんのロレンツァ・イッツォと期待の新人アナ・デ・アルマスが出演している作品です。
パリピの女の子こえ~って感じの映画でした。
これはイーライ・ロスの監督の「お前ら、オレの女に手を出したこうなるぞ?」っていう外野へ向けたメッセージなのだろうか?
って最初思ってたけど実はこれ「メイク・アップ 」という映画のリメイクなんですよね。
大人の事情で公に公表されてないけどイーライ・ロス本人が言っちゃってるのだから間違いないでしょう。
目次
ザックリとストーリー紹介
・良き妻良き子に恵まれデカイ家に住んでいて如何にも上流階級なエヴァン
・ある日妻や息子は海に行くのでエヴァンはお家で一人でお留守番をすることになる
・深夜に突如呼び鈴が鳴り美女2人(ジェネシスとベル)がずぶ濡れで電話を貸してくれとエヴァンにお願いしてくる
・最初はちょっと家に入れるのに否定的だったエヴァンだったが良い子達に見えたのか家に入れてしまう
・最初こそは迫られても妻子がいるから・・・と抵抗していたエヴァンだったが全裸で迫られついに陥落
・朝になると前日の大人しさがウソのように粗暴になったジェネシスとベルが家をメッチャクチャに引っ掻き回していた
・出て行けと怒るエヴァンをあざ笑うかのように隙をついてエヴァンを縛り付け傷めつける
・さんざん痛め続けた挙句エヴァンを土に埋めフェイスブックに浮気動画をアップロードして彼女たちは去っていきEND
イーライ・ロスの嫌らしさがキラリ
相変わらずイーライ・ロスの作品は視聴者をあざ笑い苛つかせどん底に落とすのが上手いです。
逃げ出すチャンスは何度かあったし反撃のチャンスもあった・・・
でもここぞって時に逆転され良い様に女の子に弄ばれちゃうんですよ。
まあ、人によってはむしろご褒美なのかもしれないですけどねw
ただ僕はいくら美女でもこういう系統のサイコにはムラっと来るよりイラッときます。
個人的には家の中を荒らされてるのがいっちばん腹たちました。
他人に自分のスペースを勝手に荒らされるのだけは本当に我慢できないんですよね。
別に几帳面な性格ではないのだけど人に自分の領域を侵されるのってどーしても苦手(ボッチ属性)
といってもジェネシスとベルみたいにド派手に荒らされたらどんな人でも怒るだろうけど・・・
知らない人をおうちに入れちゃいけません
エヴァンってもう見るからに勝ち組のような人間なんです。
豪邸に芸術家の妻に可愛い子供たちがいて何不自由なく生きてるわけですよ。
いわゆる人生の勝ち組になっちゃったもんだから平和ボケしてエヴァンは人間の底知れぬ悪意を完全に失念しちゃってたしょうね。
「知らない人をお家に入れちゃったら刺されても文句言えないよ?」という当たり前すぎる危機管理意識の甘さが招いた当然の結果なのかもしれません。
まあ実際さしたのはエヴァンなんですけどね(くだらない下ネタすんません)
世界で美しい顔第9位!アナ・デ・アルマスが滅茶苦茶かわいい!
ロレンツァ・イッツォも可愛いんですけどアナ・デ・アルマスは一際存在感がありましたね。
しかもアナは体も程よい肉付きをしていて僕はかなり好みのタイプでした。
エヴァンの娘の制服を着て迫るシーンは色々とズルいです(多くは言えないので自分の目で確かめよう!)
ジェネシスとベルの目的って何?
この2人の情報ってほっとんどないんですよね。
しいて言えば15歳であること(後でウッソぴょーとか言ってるから嘘かもしれない)とベルは叔父に虐待されていたこと(これも嘘の可能性あり)
あまりにも情報が少ないので考察は難しいのですが何とか色々とひねり出してみましょう。
パターン1:幸せを破壊するのが彼女たちの幸福
エヴァンのような人生の成功者は周りから見れば綺麗で完成された幸福なわけです。
でもそういった綺麗で完成された幸福ほど壊したくなるんでしょうな。
ジェネシスとベルはいわゆる持たざるもので武器に出来るのは己の体や美貌だけ。
金も地位も家族も何一つ持たない、きっとまともな教育すら受けさせてもらえなかったかもしれない。
そんな人生の敗者(あんな美貌を持ってる時点で勝ち組だろうと言うツッコミはなしで)が幸福に包まれた人間やその象徴をぶち壊してしまったならさぞや気持ちが良いのだろう。
だからあまりにも悲惨な人生を歩みすぎてサイコパスになったパターン。
パターン2:成功者ゆえの快楽主義者
実はジェネシスとベルは金持ちの娘でありとあらゆる遊びに飽きてしまい人を破滅させることに快楽を見出しているパターン。
理由としてはエヴァンへの事前調査がかなり綿密だったぽい表現があるしどんなに危機的状況でも余裕があるようにみえる。
つまり万が一逃げられてもバックに処理班を抱えてるからこその余裕。
ラストだってあんな惨状ではエヴァンの信頼や家庭を破壊することは無理でしょう。
奥さんがよっぽどの馬鹿でもなき限りは死者も出てるしエヴァンが犠牲者であることもそれとなくわかるはず。
そうとなれば当然ジェネシスとベルは逮捕される可能性があるのにエヴァンを生かしてますからね。
それはあの後にその気になれば一家諸共処理しようとすれば出来るという自信の現れなのでしょう。
エヴァンの戦闘力が低すぎる
縛られてから後は何度か自由に動けるようになるチャンスがあるんだけどビックリするくらいエヴァンが弱いです。
あれだけ危険な奴らなら相手にしないでさっさと逃げた方がいいし、そもそも大の男が女の子2人すら倒せないでどーする。
カンフーとかガンフーは忘れたのか!
まあ、これ系の映画で倒せだなんだってのは筋違いなんですけどね。
ただあまりにも厭味ったらしいジェネシスとベルには一矢報いて欲しかったなあ。
ハッ!?そう思わされてる時点で監督の術中にハマっているのか!!
まとめ
イーライ・ロスにしては過激なシーンは少なかったです。
正直「ホステル 」並にエゲツナイシーンがあると思っていただけに少し拍子抜けだったかもしれません。
でもジェネシスとベルがリアルでいそ~でいなそうなトンデモ悪女感が精神的にクル胸糞キャラでした。
「グリーン・インフェルノ」はイマイチ登場人物とかオチのインパクトが弱かったですからね~。
ヤッパイーライロスは後味が悪くないね。
ゆでたま&のりたま上映後トーク
色々ともろかぶりな映画、結構面白かったけどラストがちょっとわけわかめ。
この頃のエレン・ペイジは正直ブチャイク。
美女2人が男に変わった「ノック・ノック」。
胸糞度で言えばこっちのほうが圧倒的に上です。
観た方の意見ですと期待できるらしいですぞ!
しかしアナの黒髪が美しいですね。
お久しぶりです、中村です。
今回のイーライ・ロスは、いや今回もというべきか海外では散々な評判だったんで、6月は見るものも多いしと見送ってたんですが、以外といい出来なんですかね?
家を舞台にした侵食系サイコは昔からジャンルとして確立された感があり結構好みなんですよね。「ルームメイト」とか。
今回のものは二人の女と一人の男という点でも北欧のどっかの国の「隣人/ネクストドア」を思い浮かべたのですが、見た感じだいぶ違うみたいですね。中々狂気染みてて好きだったんですよ。
ノックノックもDVDが出たら一回見てみようと思います。
そういえば昔同じタイトルの意味不明な映画がありましたね。
中村さん、お久しぶりです!
へ~、海外だとそんな感じの評価なのですね~。
僕の映画の評価は超主観的でしかも点数もフィーリングで決めちゃってる(すっごい雑!)のであんまり当てにしないほうが良いです(^^;)
「ノックノック」は「ルームメイト」のようなジワリジワリと日常が侵食されるような恐怖感はなく、ジャンクフード的な映画なのでDVDで十分だと思います。
侵食系サイコとかホラーって心霊モノやモンスターものにはない背筋がゾクゾクする感じが良いですよね。
「隣人/ネクストドア」はまだ未見ですので今度観てみようかなって思います。
ちなみに僕は隣人系とかも好物で「ケープ・フィアー」や「レイクビュー・テラス 危険な隣人」とか好きです!
同じタイトルの映画?うーん、僕は観たことないですね~。
あとググっても出てこなかったんですよね(^^;)
隣人ヤバイ系は私もすきですね。一番最初に思い浮かぶのはやはり「隣人は静かに笑う」ですかね。それまでのセオリーをぶち壊されたような感覚でした。後「ミザリー」のような頭おかしい系のサイコホラーはよく見ますね、最近だとコレット=セラの「エスター」とかが当てはまるでしょうか。余談ですがコレット=セラはこれまでにハズレがなくかなり期待をしている監督で、次の「ロスト・バケーション」も多いに期待してます。よくよく考えるとこういった映画はスペイン映画に多いような気がしますね。
そして、ノックノックと同タイトルの映画ですが、調べてみると監督はジョセフ・アリオラという人らしく、誰も望まない続編もあるらしいですね。まあ全くの駄作なんでみる必要はないですが。
「隣人は静かに笑う」は初見はかなり衝撃受けますよね。「ミザリー」もキャシー・ベイツの演技のインパクトがハンパないです、夢に出てきたら多分泣きます。
「エスター」は僕は全然先が読めなくてラストのどんでん返しに気持ちいいくらいやられました。
コレット=セラ監督は面白い作品多いですよね~。
僕は「ランオールナイト」が一番好きです、男の友情と親子愛が泣かせてくれます。
タイムリーなことに僕も最近「ロストバケーション」の予告を観たので楽しみです!
この監督が凡庸なサメサバイバル映画で終わるとは思えないので期待ですね。
言われてみればスペイン映画は独特な作風の映画が多いような・・・
わざわざ調べていただいてありがとうございます。
量産型B級ホラーっぽい感じですね(^^;)
こんばんは中村です。
以前こちらにコメントを残しましたが、今回やっと(正直忘れてた)この映画を観ました。
まず全体の印象ですが、作品の良し悪しは別として、イーライ・ロスっぽくないなという印象でした。ホステルやキャビンフィーバーのようなアクは抜けて観やすくなったものの他の監督でもできそうな感じになってしまっていました。
かの盟友アレクサンドル・アジャがホーンズで方向転換を測ったので自分もと思ったんでしょうか。
ただ、2つの椅子をお互いに行き来し合う所など、観ていて微笑ましいようなシーンも所々見られたのは良かったです。
アナ・デ・アルマスが主演の映画は割と結構観ていますが(狙って観てるわけではないですが)、感情を顔に出さない役の方が映える印象があるため、今回の役は個人的にはあまり…という感じでした。後金髪にしたのは確実に失敗です。
一番の欠点というか今ひとつ足りなかったのは、スリーピング・タイト(RECの監督のスペイン映画です)にはひしひしと滲み出ていた、目的が解らないが故の恐怖みたいなものが感じられなかった所でしょうか。しかしこれは二人の見た目が派手で若いというのもあると思うので、ある程度仕方がないのかも知れませんね。あと性的な話題がかなり多いので恐怖感が薄れますがこれが無ければ最早別の映画ですから。
色々と悪い部分を挙げたものの、全体的に娯楽作として上手くまとまっていて観やすく、思っていたよりも面白く観れたので良かったです。
余談ですが、下の方で紹介されてる灼熱の肌ですが、アナ以下略の名前が出てきているので、リンクにある灼熱の肌ではなく、スペイン映画のほうの灼熱の肌ではないかと思います。
リンクにある方は多分、アレックスにも出ているモニカ・ベルッチ主演の、あまり面白くないやつではないかと。こちらが間違っていたらすみません。
因みに、アナ以下略が出ている方の灼熱の肌は、個人的には面白く観れましたよ。かなり性的な内容ですが、上記の、私が好きな方のアナ以下略が出てきます。ストレートの黒髪で美しいです。どマイナーな映画なので観る機会も少ないと思いますが…。
かなり長くなりましたが、これで失礼致します。
中村さんこんばんは!
あ、その感想わかります、僕も最初観た感想は「イーライ・ロスのわりには素直だな~」って感じでした。
ただ後味の悪さとか胸くそ悪い感じはイーライ・ロスっぽいとは思いましただけどね。
アレクサンドル・アジャ監督とは盟友なんですね~、初耳です。
僕はアレクサンドル・アジャ監督作品はホーンズ以前は全部観ててどの作品も好きですね~。
特にピラニア3Dのはっちゃけ感が好きです!ってそう言えばピラニア3Dにイーライ・ロス出てましたね、仲良かったからなんですね~納得。
アナ・デ・アルマスをグーグル画像で見てきました。
黒髪とか茶髪の方が確かに似合ってますな!しかし欧米ではやっぱりビッチ=金髪の文化があるんですかね~。
スリーピングタイト懐かしい!観ようと思って忘れちゃってた映画です。
ノックノックは性的な話題全開の映画ですねー、やっぱり若い子✕えっついーな感じだだとホラーとしての風味は損なわれちゃいますね。
ありゃ、リンクの指摘ありがとうございます!あとで直しておきます!
ストレートの黒髪美しいですよね~、外国の方の黒髪は日本人からすると不思議な魅力を感じます。
gyaoとかnetfilixとかのネット媒体で観れる機会あったらチェックしておきますね!