パチンコVSソシャゲ!本当に危険なのはどっちだ!?
パチンコとソシャゲ(スマホゲーム)は今の若者なら触れたことのない人は少ないと思います。
どちらも非常に射幸心を煽る作りになっており、一度手を出したが最後・・・ドップリ浸かりきって私生活を壊し、人生をメチャクチャにしてしまう事もあります。
そんなパチンコとソシャゲ、どちらがより危険なのか?某掲示板などでは日夜議論が交わされていたりしますよね。
今回はきのこの山VSたけのこの里戦争よろしく、ゆでたまが実体験を元に「パチンコとソシャゲどちらが危険なのか?」を比べてみました。
目次
現在のパチンコ屋事情をおさらい
今のパチンコ屋のイメージって昔のようなパンチパーマが店員で、アウトローな人たちが通う所ではなくなりましたよね。
完全にクリーンというイメージではないにせよ、❝アミューズメント施設❞として大衆娯楽として受け入れられて来てはいます。
主にアニメのタイアップや5スロ、2スロなどの低レートによって遊びやすさを重視するなどの企業努力が功を成したと言ったところでしょうか。
ただ爆裂AT機や4号機時代に比べれば、現在はパチンコ・パチスロどちらも規制に次ぐ規制によって、出玉性能は落ちており、多少なりとも射幸心は抑えられています。
しかし、射幸心を抑えられたとは言え、依存度が低いとは言えないのも事実ではあります。
現在のソシャゲ業界の事情をおさらい
パズドラというソシャゲ業界のレジェンドから始まり、モンスト、FGOなど様々なソシャゲが世に送り出されています。
王者パズドラは昔に比べればその勢力は弱まったものの、次から次へと新しいソシャゲが生まれており、その勢いは据え置きゲームを殺してしまうほどの勢いです。
パチンコ・パチスロに比べれば遊戯するだけなら無料で出来るので敷居は低いのだが、ガチャという要素によって事情は大きく変わります。
毎月20万~30万つぎ込んでしまうような廃課金者も数多くいて、ソシャゲ業界の売上はユーザーの2~5%によって支えられているとも言われているんですよね。
パチンコとソシャゲに共通する依存とは何か
パチンコとソシャゲが何故こんなにも多くの依存者を生むのか?
依存者を生む要因は基本的に快楽にあり、圧倒的多幸感が人を依存へと導くのです。
そしてパチンコとソシャゲに共通する依存ワードは❝手軽さ❞と❝多幸感❞なんですよね。
いつでもどこでも手軽に遊べる
どんな娯楽でも大なり小なり❝手間❞ってかかってきますよね。
スポーツをするのなら場所や人が必要だし、サイクリングをするとかなら下準備や天気を気にする必要があります。
それに比べてパチンコとソシャゲは殆どが手間を必要としません。
パチンコは現金さえあればいつでも遊べます。
会社帰りだろうが、雨が降ろうが、雪が降ろうが、槍が降ろうが店についてしまえば後は諭吉さんをサンドに入れるだけですからね。
そしてソシャゲに至ってはスマホがあればいいわけで。
当たり前のように感じる人もいるかもしれませんが、これって地味に恐ろしいことなんですよね。
人って基本的に何でもかんでも面倒くさがる生き物なんです、だからそこに❝手軽さ❞という餌をおけば食いついてくるわけです。
他では味わえない多幸感
パチンコとソシャゲが多くの人を魅了するのは、他の娯楽では味わうことの出来ない快楽がそこに存在するからです。
その快楽とは❝多幸感❞と呼ばれるもの。
パチンコにおける連チャン、上乗せに次ぐ上乗せ、そしてそこからの換金・・・これらの一連の流れが人に非常に高い多幸感を与えるのです。
特に作り込まれた演出の数々によって人の大脳を刺激し、俗に言う❝脳汁❞がドッバァあああと出るわけですな。
ソシャゲも多幸感においては負けていません。
ガチャで0,1~2%で排出される❝レアキャラ❞を引き当てた多幸感は、人の所有欲と自己顕示欲を刺激してくるんですよね。
パチンコとパチスロは種類は違えど他の娯楽では味わえない圧倒的多幸感をプレイヤーに与えるのです。
どちらの方がより危険なのか?
さてここからが本題です。
具体的にどちらの方が危険なのか?を検証していきたいと思います。
より時間を使うのはどちらか?
パチンコとソシャゲは金額の大きさが話題にされがちですが、消費される時間も大きな問題になっていると思います。
例えばパチンコ屋は朝10時に開店し夜の11時45分に閉店します。
閉店ギリギリまで打ち続ける人は少ないですが、それでも朝から晩まで遊戯している人は少なくありません。
出ていれば打ち続けるし、負けていても取り返す為に打つ。
ヘビーユーザーは基本的に5時間~10時間程は遊戯することが多いのです。
またソシャゲに関しては24時間常にプレイできるだけによりパチンコよりも時間を使います。
ヘビーユーザーならば寝る時間以外全部ソシャゲにつぎ込んでしまう人もいるのです。
なのでより時間を使うのはソシャゲと言えるでしょう。
よりお金がかかるのはどちらか?
パチンコにおける平均遊戯額は打つ機種やスタイルによって大きく変わってきますが、大体年間40万程度です。
じゃあヘビーユーザーはもっと使うのでは?と思われるかもしれませんが、そうともいい切れなかったりします。
パチンコ・パチスロには技術介入や知識介入の余地があるので、ヘビーユーザーであればあるほど抑えられる傾向にあったりもするんですね。
でもその反面ヘビーユーザーであればあるほど遊戯時間は増える傾向にもあるという事には注意したいですね。
対してソシャゲは換金という行為が存在しないので、投資上限は無限大!クレカを止められるまで課金し続けられるのです(クレカ止められたらコンビダッシュでアイチューンカードと言う手もあり)
ヘビーユーザーともなると年間200万使っている人も少なくないんですよね。
ただ無課金という遊び方をするライトユーザー(無理のない程度の課金も含め)も多いためか、相対的に遊戯額は下がり年間たったの2万程度。
こうやって見ればパチンコの方が圧倒的に金額を使っていないように見えるかもしれません。
でも課金上限が存在しない上にまともに課金している人を考えるとパチンコとソシャゲでは、どちらがより金額がかかっているかは僅差なのではないかと思われますね。
より依存度が高いのはどちらか?
パチンコとソシャゲはどちらもが高く、どちらがより依存度が高いのか判断するのは難しいです。
ただ個人的に依存度が高いのはパチンコの方なのではないのかなと思います。
ソシャゲは積み上げた歴史(データ)に縛られて、ズブズブ課金してたりするパターンが非常に多いんですよ。
だから周りが止めてあげる方法や自分で課金をやめる方法はそう難しくありません。
データを消してしまえば良いのですから。
大抵のソシャゲ中毒者はデータをぶっ飛ばされて一からやり直すだなんて人は少ないし、すぐ別のソシャゲに移行する人も少ないんです。
対してパチンコ依存者にパチンコをやめさせるのはとても難しいんですよね。
お金を持たないようにしようが、軟禁しようが彼らは嘘をついてでもパチンコ屋にいくのです。
ソシャゲの方がまだ止めやすい・・・と言う意味で依存度が高いのはパチンコと言えますね。
結論!どちらの方が危険なのか?
僅差ではありますがパチンコの方が個人的には危険だと思います。
かかる時間、お金、瞬間的な依存度の高さなどはどっこいどっこいな部分があります。
でも圧倒的にパチンコの方が飽きづらいんですよね。
パチンコ依存症の人って何十年単位で苦しみ続ける事が多いんです。
でもソシャゲっていつかサービス終了があり、冷静になれる期間があるんですよね。
その期間にやめれる人って意外と多くて、「なんであんな課金してたんだろう」って後悔する人も多いです。
その反面、パチンコ依存症はとにかく止めない、少し止めてもまた行く、これを繰り返すんですよね。
でもだからと言ってソシャゲの方が安全だなんてこともなく、むしろお金がかかるという点においてはよっぽどガチャの方がヤバイですからね(パチンコは毎日打ったって負ける額に限界がある)
ただ、結局の所こんなのはユーザー次第ってのはあるんですよね(身も蓋もないけど・・・)
時間もお金も結局ユーザーのさじ加減次第でどうにでもなるんです、かけ過ぎれば依存だし適度にやれるのなら娯楽の一つでしかありません。
しかしどちらも上手に付き合っていくにはあまりにも射幸心を煽り過ぎているんですよね。
このレベルまでいくと麻薬と比較しても大げさではなく、「自己責任じゃん?」では済まされないと思います。
ましてやソシャゲなんてものは子供もプレイできるわけで、❝ガチャ❞という射幸心を限界まで煽る商売が自己判断能力の低い子供がプレイ出来るのも問題でしょう。
パチンコもソシャゲも『適度に遊ぶ』は難しい
パチンコもソシャゲも遊んだことある人はわかると思いますが、どちらも『適度に遊ぶ』とか『上手に付き合う』ってのは薄氷を踏むが如き難しさなんです。
大抵はやってみて二度とやらなくなるか、どっぷりとハマってしまうかの2パターンに別れる事が多くて、実際に上手に付き合えている人って非常に少ないんですよね。
ぶっちゃけ一生知らなくていい、いや知らないほうがいいアミューズメントと言っていいんですよ。
そりゃ、人それぞれ趣味なんか個人の勝手でしょ?なんて思わなくもないです。
でも趣味だとかエンタメとして割り切るにはちょいと人間の脳みそに与える影響が大きすぎるんですよね。
僕はどちらも止めたし、金輪際手を出すつもりもありません。
そんで意志が岩のように硬い人や有り余る財力と時間を持て余している人以外は、どちらも手を出さない方がいいですよ~っと思いますね。
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