マネーモンスター ネタバレ 感想

マネーモンスター(初回生産限定) [Blu-ray]

あらすじ

ジョディ・フォスターの4作目となる映画監督作で、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが「オーシャンズ12」以来11年ぶりに共演を果たしたリアルタイムサスペンス。司会者リー・ゲイツの軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼ぐ人気テレビ番組「マネーモンスター」の生放送中、ディレクターのパティは、スタジオ内に見慣れない男がいることに気付く。すると男は突然拳銃を振りかざし、リーを人質に番組をジャック。テレビを通じ、意図的な株の情報操作によって全財産を失ったと訴える。男の言う情報は、番組が数日前に放送したもので、リーは無自覚に誤った情報を発信していたことに気付き、カイルと名乗る男とともにウォール街の闇を暴くために動き始める。クルーニーが「マネーモンスター」司会者のリーに、ロバーツが番組ディレクターのパティに扮し、番組をジャックする男カイル役を、アンジェリーナ・ジョリー監督作「不屈の男 アンブロークン」に主演した若手俳優のジャック・オコンネルが演じる。(映画.comより)

 

80点

ハラハラ・ドキドキサスペンス

中学生くらいの頃はハラハラ・ドキドキサスペンスやホラーが大好きで、近くのレンタルショップで10本くらい片っ端から借りては「何だこのZ級は!ちっともドキドキせんわい!」なんて思ってたものです。

でもその中でもたま~にある当たりが面白くて何本も外れ上等で借りちゃうんですよね。

今ではネットがあるもんだから前評判を調べて地雷を回避できちゃうわけですよ。

“ハズレを引く楽しみ”が味わえないことに寂しさを感じつつも前評判を一切調べないで借りた今作は見事なまでの“当たり”でしたね。

終始ハラハラ・ドキドキできたので「こんな気持ちになれたのは久しぶりだあぁあ」と満足感たっぷりでした(´∀`*)

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ザックリとストーリー紹介

・マネーモンスターというテレビの司会者であるリーは司会者としての素質はあるもののバツが何個もついちゃってるような典型的なダメ男

・そこにマネーモンスターに影響された株で大損したカイルが銃をもって乱入

・カイルはリーに責任があると決めつけてカイルに爆弾を巻きつけ今回のアイビス株の大損の真相を説明しろと迫る

・カイルを説得するために動き出すディレクターのパティやアイビス社の広告担当のダイアン

・調べていく内にアイビス社の株の大損は“バグ”などというものではなく、人の手による介入があるとわかる。

・ダイアンの調べによって黒幕はアイビス社の社長ウォルトによる自作自演だと判明

・カイルとリーだけでなく世界中がウォルトに騙されていたと世界中に放送される

・リーの巻いていた爆弾をウォルトに巻きつけて自白を迫るカイル

・ついに耐えきれず自白したウォルトに満足したカイルは爆弾の起爆スイッチを起動

・しかしその爆弾はただの粘土でしかなく、起爆されたと思った警察がカイルを射殺

・カイルを救えなかったことに罪悪感を覚えるリーとパティは生き延びたウォルトの記者会見をみて次の番組を作る決意をしてEND

ステレオタイプのリーに思わずニンマリ

(僕は小洒落た映画よりもこういう役のジョージ・クルーニーが好きです)

・よく喋るウケの良い司会者

・性格に難ありで誰からも好かれない

・犯人に影響されて改心しちゃう

いや~、こんなステレオタイプの主役は久しぶりに観ましたね~。

あんまりにもステレオ過ぎて観てる最中にニヤニヤしちゃいましたよ(1人で映画を観てニヤつく30代の男)

でもそんなありふれたステレオタイプが楽しいのなんのってね。

何回観たか数えるのも面倒くさいほど観てきた、嫌な奴→良い奴になるというテンプレがなんでこうも心躍るんでしょうかね~。

性格の悪い嫌な奴が良いやつになって協力的になっちゃう系はどんだけ使いまわされても飽きませんな。

投資は怖い

(こんな数字が人の運命決めちゃうのか)

僕は株取引だとかFXってお金が動くくらいの知識がなく、「株ってなに(´・ω・`)?FXって何の略称(´・ω・`)?」ってレベルの知識なんですよ。

むしろ説明できるほど知ってる人ってどんくらいるんでしょう?

まあ、でもそんなのわからなくても映画自体はなんとな~くわかるし十二分に楽しめちゃいますけどね。

あ、でも投資の怖さ自体は動画とかで観たことはあるのでその恐怖自体はわかります。

レバレッジだっけ?何かレートみたいなのの上限がない時代は、数百万から数千万クラスの上下が起きてたんですよね。

そんなギャンブルじみたことにみんなよく手を出せるな~って素人ながら思うのですが・・・みんな計算づくでやってるのでしょうか?

結末がアメリカ社会を表している

(わかっちゃいたけど・・・助かってほしかった)

投資は自己責任だしカイルのやってることは正当化出来ません。

だから今回の結末はまー想定はしていたけど・・・あまりにも不憫でした。

全財産を失っただけでも可哀想なのに奥さんに「この役立たずが!」と罵られ、憎き相手を白状させても相手は捕まらず自分は射殺されてしまう。。。

アメリカって国は超実力社会で権力や財力が正義なんですよね。

「力こそ正義」と言わんばかりと実力者なら会社に遅刻しようがドーナッツ食べてようが“結果”さえ出せば良いですからね。

それに比べて権力も財力もない低所得者は必死に生きるためにしがみつくしかない。

アメリカンドリームと言えば聞こえは良いけど、結局そんな栄光を掴み取れるのは一部の実力と運を兼ね備えた人間なんです。

一般人はどうあがいたって明るい未来はないわけですよ。

ラストの結末はなんだかそんなアメリカ社会を皮肉ってるようにも見えましたね~。

まとめ

株取引が絡んでくる映画ではあるけど「マネーショート」みたいに観ててもちんぷんかんぷんってことはありません。

株とか知らない人でも何となく「そうかΣ(゚Д゚)」とわかるので気軽に楽しめちゃいます。

ビール片手に週末に1人でつまみを片手に楽しめちゃう面白い映画なので観てない人はオススメですよ~。

 

面白いんだけど内容は全く理解できませんでした。

チョイ役のマーゴット・ロビーに男性は釘付け間違い無し。

ちなみに僕の感想はこんな感じ

こっちもリーマンショックが題材の映画。

住宅購入経験者は色々と感じることがあるはず。

これまた僕の感想はこんな感じ

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