[風呂敷]バイオハザード3 ネタバレ 感想[広げすぎ]
あらすじ
ミラ・ジョボビッチ主演による大ヒット・アクションのシリーズ第3弾。前作から数年後、T-ウイルスが世界中に蔓延し、地上はアンデッドで埋め尽くされていた。アンブレラ社による追跡を避けながら1人で生き抜いてきたアリスは、離れ離れになっていたカルロスたちと再会を果たす。感染が及んでいないという安息の地・アラスカへ向かうことになった彼らは、燃料と食料を確保するために砂漠と化したラスベガスに立ち寄るが……。(映画.comより)
予告
60点
世紀末救世主アリス
1,2と原作の雰囲気を大事にしたり、原作らしさを出そうとしたりと非常に努力が垣間見える作りだったのに対し3は完全に明後日の方角へと進むはじめました。
まあ、それ自体はいいんですよね。
だって別に原作通りにやれよだなんてミジンコたりとも思いませんもの。
僕は映画が面白ければいくら改変されようとかまわない主義ですからね。
あんまりにも原型を残してないようだったら「それ単体でやればいいじゃん」とはなるんだろうけど・・・流石にそんな映画は見たことないですからね。
でもだからといって今作が許されるかって言われたら許されはしないでしょう、ていうか許しません。
ザックリとストーリー紹介
・アリスは1と同じ舞台で目覚めレーザー部屋などのトラップを避けていく
・しかし最後のトラップにやられて絶命、そこにアイザックス博士がやってきてアリスを廃棄する。
・そこには何十体というアリスが廃棄されていた
・一方オリジナルのアリスは荒野を彷徨い、ヒャッハーと遭遇しながらクレア率いる一団の無線を聴きながらさまよっていた
・クレアたちはある町で休憩していたが大量の感染したカラスに襲われる
・アリスによってクレアたちは何とか助かるもガソリンは底をつきかけていた
・アリスの見つけたノートにはアラスカには感染者のいない場所があると書かれており、クレアとアリスたちはアラスカ向かうことにする
・アラスカへ向うためにラスベガスで給油しようとしていたアリスたちはアイザックスの送り込んだスーパーゾンビ(クリムゾンヘッド?)と退治することに
・多数の犠牲者を出したアリスたちだがアイザックスの逃げた先である研究所に潜入し飛行機を奪う
・クレア達は飛行機でアラスカへ向うがアリスはアイザックスを倒すべく研究所に潜入
・アイザックスは逃げる際にクリムゾンヘッドに噛まれており、自分に大量の抗Tウィルスを打っていたが効かず怪物に変身(ネメシス第二形態?タイラント?)
・身体能力でも超能力でもアイザックスに勝てないアリスだが、レーザー部屋へと誘い込み心中しようとする
・アイザックスはレーザーでバラバラにされ、アリスもあわやという所でクローンアリスに助けられる
・アリスとクローンアリスは更に大量のアリスたちを引き連れ、ウェスカー率いるアンブレラ社に宣戦布告してEND
前作の流れをぶった斬り
(ラストのアリス軍団といいエイリアン3のリプリーのクローンのオマージュかな?)
1~2への流れって僕は嫌いじゃなかったんですよ。
1のあの絶望的なラストからの2のラクーンシティの大混乱はまさにゲームを実写化した感じで良かったと思います。
あ~、これぞ「ゾンビの都ラクーンシティじゃああ」と楽しめましたからね。
でも3では2の終わりにまるで触れていないんですよね。
ジルはどこいった?幼女は?
2を観た人がもっとも気になる所が端折られちゃってるんです。
多分1,2と人気が出て3で新規を獲得したい~とか2よりももっとスケールをデカくしなくちゃ!とかあるのかもしれないけど・・・
それにしてはあまりにも突飛な展開すぎます。
ラクーシティ滅亡→世界滅亡はいくらなんでも風呂敷広げ過ぎなのではないかと。
アクションは良くなっている
相変わらずのアリス無双だけど、前作で何やってるかまるでわからん高速カメラは大分改善されてます。
それに加え今回は走るゾンビスーパーアンデッドが登場しているので、雑魚兵とかしてマンネリ化しつつあったゾンビくんにもようやく活躍どころが出来たのは良かったかと。
個人的にはクリムゾンヘッドのようなゾンビにしてほしかったんですけどね~。
というかアレはクリムゾンヘッドではないのかな?
原案はクリムゾンヘッドなのかはたまた制作の段階でたまたまゾンビを強化しようとしたのか。
どちらにせよ今作は原作のモンスターを再現する気はあまりなかったようで・・・それが残念と言えば残念です。
アイザックスの変身後もネメシスなのかタイラントなのかわからないし、戦ってる場所的にはゲームの3でカルロスのいた部屋の近くでのネメシス戦っぽいですけどね(分かる人いるかな?)
アリスはいなくていいのでは・・・
(ファイナル・デスティネーション1、2でとっても印象深かったアリ・ラーター、この画像だとサラ・コナーに見える?)
1,2,3と振り返ってみて気づいたことがあるんですよ。
あれ?アリスが出てこない方が面白くね?
もっと具体的に言ってしまえばアリスのマトリックスめいたアクションよりもその仲間たちの生死をかけた戦闘のほうが面白いんです。
エアマスターの相沢魔季よりもジョンス・リーや坂本ジュリエッタが戦ったほうが面白いように、刃牙で範馬刃牙よりも烈さんや花山薫が戦ってる方が面白いように・・・
アリスよりも脇役のサバイバルのほうが圧倒的に面白いんですよね。
これは主役の「必ず勝ってしまう」という印象づけのせいだと思んです。
96時間のリーアム・ニーソンはパパ単品の大暴れを楽しむから成立するのであって、仲間がいて敵がゾンビでは圧倒的強さをもった安心感のある主役は邪魔物にしか感じないのですよ。
例えるのなら地上5mのジェットコースターに乗るようなもの。
そんな安心感の元でゾンビを怖がれるかー( `o´)という話ですのよ。
相変わらず脇役は輝いている
(カルロスはシリーズで一番好きな脇役だったかもしれない)
1,2,3と共通しているのはやっぱり仲間がイケてる所。
どいつもこいつも死んでほしくない、なのに死亡フラグびんびんで「あぁ・・・やっぱ死んでももうた・・・」とガッカリ出来るんですよね。
ガッカリするってことはそれだけそのキャラに愛着があるわけですから。
特に3はカルロスが良かったですね。
カルロスのラストは、映画史上もっとも使い古されたもはやカビの生えかかっているような演出だけど、「コイツがいなくなっちまうなんて残念だ・・・」って思わせてくれてるんですから。
まとめ
2,3とボロックソに言ってるようでそんな低評価でもないのは、安心して観れる映画だから。
2,3と再度観なおしてそれを改めて感じましたね。
とにかく脇役が光ってるから脚本がどんだけ酷かろうが、原作キャラがどんだけ崩壊してようが次も観てみたい!って思えるんでしょうね。
うーん、これだけじゃ伝わりづらいと思うから漫画に例えてみよう!
例えば・・・
「彼岸島」
今度映画化されますよね。
この漫画ぶっちゃけ面白いのは5巻くらいまでです。
でもそれ以降も何故か読んでしまう。
読んでて面白いかと言われれば「うーん・・・」と言葉につまるのにでも読んじゃう。
僕にとっての実写バイオはそんな感じですね(伝わるのかこの例え)
「つい続編を見てしまうシリーズ」でバイオと肩を並べる作品。
次が何作目かすら把握できていない上にそもそも内容をまるで覚えていない。
しかしこれ何で続編出せるのか不思議でならないです。
これも続編が出ると絶対観ちゃう。
年々酷くなってきてるけど懲りずに20作品くらい作って欲しい。
こんばんわです。
3はカラスの強さと感染を抑え切れずに世界中に拡大したところが実写っぽくて良いなと思いました。あとは記事の最後に書いてあることが全てではないでしょうか。
シリーズの製作費と興行収入を見るに多分世界中の人が同じことを感じているはず。公開されると何故か映画館行っちゃいますもんね…
ポップコーンムービー様様です。
書くことなくてまた小説の話になっちゃいますけど、海外の作家が書いたゲーム版初代~ベロニカまでのノベライズがあるんですが、こちらは凄く良い出来でゲームファンにオススメできます。
結構昔ですが、1と2が特に秀逸で何度も読み返したのを覚えてます。
1だとクリスとジルが個別に同時進行で館を探索するというゲームでも未だに実現していない展開で、二人が常に残弾を気にしながら戦ったり(当たり前だけど弾薬は仲間の死体からしか手に入らない)
鍵のかかった扉や仕掛けを銃で破壊してショートカットする場面や、2のレオンの初期装備がデザートイーグルだったり(これをハンドガン代わりにガシガシ進む)逆にクレアの武器がハンドガンしかなくて、(ボウガンやグレランは不自然だと思われたのか出てこない)これで最後まで行くことになったり…
女性の作者だからか、やたら作中でカップリングが出来上がってて、えっ…この二人が?ってなった思い出も(^^;)
こんな感じでただゲームに忠実なだけでなく、ゲームとの差異にニヤリと出来る部分が多くてとても楽しい内容でした(^o^)
(現実だと威力はショットガン>マグナムなのもこの小説で知ったり…)
こういう無難な作りの実写版も一作ぐらいは見てみたい気もしますねー。
こんばんは!
あ~、カラスの強さは確かに実写っぽくていいですね、カラスに啄まれて即感染は避けるのが難しいですもんね。
そうですよね~、まあそれなりに楽しませてもらえてるからいいっちゃいいんだけど・・・腑に落ちない気持ちもやっぱりありますよね。
どうせ時間やお金を割いて観るのならやっぱりより良いものが観たいわけですし。
へ~、弾を気にしながら戦うって所が素晴らしい!是非読んでみたい!というか全作品まとめ買いしちゃおうかな(´∀`)
ゲームだと鍵のかかった部屋は「ぶち破ればいいじゃん」はプレイヤーの誰もが思ったことですね(^^;)
お、カップリングですか~。ちょっと気になるようなでも見たくないような・・・やっぱりすでにイメージが出来上がってるだけに僕はちょっと怖いですね(^^;)
でも気になる・・・
マジですか!?僕は今の今までショットガンよりもマグナムの方が威力は高いと思ってました(^^;)
そうですね~、1度くらいは「底を歩く恐怖」的な実写バイオをみたいものです。
今晩は中村です。
最近バイオハザードのレビューをなさっているようでゆっくり拝見させて頂こうと思っているのですが、この私なんとバイオハザードはこのⅢだけしか観てないんですね。
確かあの頃はまだ子供で友達と映画に行くってなると観るものなんて何でもよかった時期なもので。なのでポール・W・アンダーソンと言われるとポンペイのイメージしか出てこなくて話が合わないんですよね。
聞く話だと回を重ねるごとにダメになっていくみたいな話でしたがアマゾンとかのレビューをみると1から5まで均等に分かれてて割と興味が湧いてきてるシリーズなんですよね。
今はシリーズ全部huluで配信しているのでこの機会に観てみようかなとも思っています。
最近何かと話題のバイオハザード7ですがやっぱりVRがないと面白さ半減とかなるんでしょうか?体験版をやってみた感じだと5とかと違ってストーリーに重きを置いてる感じはあったんで単純にホラーゲームとしても結構期待しています(因みにゲームの方は0と4と5しかやってないへっぽこです)。
なぜか続編が出るたびに観る映画ってやっぱりありますよね。私の場合は先に出てるファイナルデスティネーションシリーズとアメリカンパイシリーズでしょうか。あとチャイルドプレイも。
アメリカンパイ以外にもやユーロトリップ、愛しのべス・クーパーなど向こうの高校生・大学生特有のノリみたいな映画は結構楽しく見ています。
余談ですがユーロトリップの「あと25セントもあるぜ」の下りは最高に好きです。
最後脇道に逸れていってしまった上に映画の内容を全然覚えてないので中身の薄いコメントになってしまいましたがご容赦願います。
それでは失礼いたします。
中村さんこんばんは!
実写バイオの最新作が出ることだし、もぶさんに触発されたので始めてみました(^o^)
ポール監督はなんだろう・・・「こりゃスゲー!」って映画は特にないんだけど僕はつい新作出ると見ちゃいますね~。
あ、でも初期作品のソルジャーは今でも大好きです。(カート・ラッセル最高!)
きれ~に評価別れてますよね、この作品。
恐らくシリーズを追ってきた人or映画好きは1~3をつけ、新規や普段あまり映画を観ないorゾンビを観ない人たちが新鮮さに高評価をつけてるのかな~とは思います。
お、hulu便利ですよね~、僕もgyaoで映画しょっちゅう見てます!
観た感想を楽しみにしてますね!
バイオ7は随分と気合入ってますよね。
VRは・・・うーん、ホラーゲーム慣れしてるかどうかで大分変わってきそうです。
あまり慣れてない人ならVRなしでも怖がれるだろうけど、慣れきっちゃってる人はVRなしでは無理でしょうね。
あとホラーゲームにどっぷり使っちゃってる人は何やっても怖がれなそうとは思っちゃいます。
まあでもVRがその常識をブチ壊してるのを期待もしてるんですけどね!
久しぶりに骨太な脚本のバイオが観てみたいものですね。
願わくば「サイコブレイク」みたいな序盤だけの虚仮威しなバイオになりませんように・・・
やっぱありますよね~、チャイルドプレイも確かに続編出たら観ちゃいそう。
アメリカン・パイシリーズは面白いとは聞いてるけどまだ未見なんですよね。
あ、それわかります!僕も学生のアホなノリの青春ものやホラーは大好物ですよ。
ユーロトリップのそのくだり覚えてますよ!
殺人鬼の車をヒッチハイクしたせいで目的地とは明後日の方角へ行った後のことですよね!
為替レートの問題で小銭で豪遊しちゃうんですよね。
ユーロトリップは本当に面白いシーンありすぎるんですよね~。
僕は特にクーパー絡みは本当に笑すぎてお腹よじれちゃいます(^^;)
いえいえ、全然問題ないですよ~。
映画の話やゲームの話できるだけで楽しいので(^o^)