[ラーメン]インサイダーズ 内部者たち ネタバレ 感想[飯テロ]
あらすじ
イ・ビョンホン主演で、財閥と政治家の癒着によって腐敗した巨大権力をめぐり3人の男たちが騙しあいを仕掛けあう様を描いたサスペンスアクション。策士であるガンヒに雇われ、裏で悪事を代行するアン・サングは、財閥企業であるミライ自動車が大統領候補へ裏金を送っていた証拠を手に入れ、ミライ自動車をゆすることを企てる。裏金ファイルがアン・サングの手に渡ったことで、裏金事件の捜査が打ち切りとなってしまった検事ウ・ジャンフンは、一切の責任を取らされて左遷となってしまう。諦めきれないウ・ジャンフンは、ミライ自動車の一件が失敗し、失墜したアン・サングに接触。一発逆転の秘策を持ちかけるが……。アン・サング役をイ・ビョンホン、検事ウ・ジャンフン役をチョ・スンウ、策士ガンヒ役をペク・ユンシクがそれぞれ演じる。(映画.comより)
予告
80点
エログロバイオレンス時々飯テロ
エロいしグロいしバイオレンスありーのたまに飯テロかましてくる映画で最終的には勧善懲悪で終わる!
ごった煮な感じなのに清々しく終われるいい映画でしたよ~。
それってどんな映画だよ!って思ったアナタm9(`・ω・´)
そのまんまです、いやほんとうに・・・
だから気になる人は是非観てみましょうね!(無理矢理なまとめ方)
ザックリとストーリー紹介
・裏金の秘密ファイルを手に入れた検事(ウ・ジャンフン)から横取りしたアン・サングは上昇志向が強すぎるがためにチャン・ピル達権力者に粛清されてしまう
・右腕を切り落とされ復讐に燃えていたアン・サングはウ・ジャンフンと手を組みチャン・ピル達を破滅させるための行動に出る
・しかしイ・ガンヒの策略でウ・ジャンフンは田舎町に飛ばされ、アン・サングは刑務所送りになってしまう
・だがアン・サングの捨て身の策略でイ・ガンヒを出し抜きチャン・ピルを失脚させることに成功する
・刑務所から出獄したアン・サングは検事を辞めて弁護士になったウ・ジャンフンと再開しモルディブでモヒートしようぜ!とギャグをかましてEND
うーん、メッチャ端折っちゃった気がするけど大体の流れはこんなもんです。
気になる人は是非観てね!(大事なことなので二回目)
大逆転のカタルシス!
この映画をラストまで観て真っ先に思い浮かべたのはこの映画。
今でこそ落ちぶれ俳優の代表になっちゃったエディ・マーフィの全盛期の作品。
大逆転の名前の通り、ラストの逆転のカタルシスは初めて観た人にはかなりの衝撃だったのではないでしょうか?
僕もこの映画以降に逆転のカタルシスに目覚めてそういった映画を探すようになりました。
これ系の逆転もののはカタルシスは何と言っても耐えて耐えて・・・からの大逆転。
相手が憎ければ憎いほど・・・ズルければズルいほどそのカタルシスは帯を巻いて返ってくるんですよね。
例えるのならフェイタンのペインバッカーのようなものです。
そしてソコに関しては韓国映画は流石で・・・バイオレンスと嫌な奴を出させたら右に出る映画はそうないです。
インサイダーズはイ・ガンヒのこの笑顔は我々に素晴らしいストレスを与えてくれましたね。
そしてそれに対する制裁も素晴らしかったです。
憎きイ・ガンヒに対してアン・サングのかました制裁は自らがやられたのと同じ右手を切り落とすこと。
ここのくだりは本当に溜飲が下がるものでしたよ。
できればもっと痛めつけてほしかったし、そもそも腕をノコギリで切り落とされたアン・サングに対してイ・ガンヒが手の斧ではちょっと釣り合わないと感じなくもなかったけどそれなりにスカっとはしたシーン。
(アン・サングの右手を切り落としたり、二度に渡って後頭部レンガアタックをしかけたりといいキャラをしてました)
コイツがお咎め無し・・・ってわけではないんだろうけど、特に出番もなくフェードアウトしたのにはちょっとガッカリ・・・
権力者へのヘイトの集め方が上手い
弱者を糧にのし上がったり、国民を家畜程度にしか思ってなかったりと有力者達のクズっぷりには目をみはるものがあります。
特に何度か出て来る性接待はくだらないながらも女性やフェミニストが見たらカッチーンと来るんじゃないでしょうか(正直ちょっと羨ましいと思わなくもなかったりそうでなかったり)
これだけ極悪非道に描かれてるとよっぽど韓国では有力者に対する国民の鬱憤が溜まってるのかと思っちゃいます。
でもその分逆転のカタルシスはうなぎのぼりになるんですけどね。
昨今の日本でも国民の血税を豪遊に使っちゃう政治家も話題になりがちだからこーいう映画を日本でも上映したらどうですかね?
お上品に染まった日本映画を誰かブチ壊してほしいものです。
イ・ビョンホンがカッコイイよくて可愛い
(極悪キャラに見えて実は情に熱い萌えキャラであった)
今作のイ・ビョンホンはストームシャドーのようなバッキバキの惚れ惚れとする肉体は披露してもらえなかったけど(一瞬だけど上半身チラはある)REDでの癒やしキャラ的でしたね~。
悪いこやってきた悪いやつなんだけど、身内には優しい典型的な「健康優良不良中年」でしたね。
しかもドジっ子属性も兼ね備えてるもんだから、イ・ビョンホンファンなら大いに楽しめるのではないでしょうか?
個人的には携帯を落として拾う所で、敵方ともろに目が合っちゃう所は笑いつつもドジっぷりにほっこりしました。
(悪そうな女に見えて実は一途でいい子でした)
彼女のアン・サングとの会話には思わずホッペが緩みます。
彼女のことを考えるとやはりイ・ガンヒへの報復はやっぱり足りなかったかな~って思う。
イ・ガンヒは車輪引きの刑にするくらいはしてほしかった。
夜中に観てはいけない!
(何で他人の食べるラーメンってこんなに美味しそうに見えるんだろう)
と言っても別にホラー的な要素があるわけではありません。
夜中に観てはいけない理由は幾度かある焼酎とラーメンのコンボをアン・サングが食べるシーンがメッチャ飯テロだったからです。
僕夜中に見てたんですけど・・・思わずドラフトギネスとチリトマトラーメン買ってきちゃいましたもん。
ダイエット中は絶対観てはなりませんね。
こんなのはカイジの地下でのビール&焼鳥のコンボ以来です。
まとめ
エロを期待しても面白いし、グロを期待してもおーけー!そしてラーメンと酒が10倍美味しくなる映像まで完備されてるもんだから文句なしですよ。
少し難癖をつけるとしたら後半のたたみ方がちょっと強引で先が読めちゃうかな~ってのはあるかな。
でもそんなの気にならないくらい面白かったんですけどね。
イ・ビョンホンと言えばこれ!スティーブン・ソマーズ監督の常連がゾロゾロ出てくれますよ!
ちょっとオチャメなイ・ビョンホンが見れたり、疾走感のあるアクションで面白いです。
韓国ではインサイダーズは興収でアジョシを抜いたらしいです。
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