[お勧めの]ラブ・アゲイン ネタバレ 感想[ラブコメ]
あらすじ
スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング主演で描くロマンティックストーリー。40代の生真面目な男カルは、妻エミリーが浮気をし離婚を切り出される。高校時代からつきあっていたエミリー以外の女性とデートもしたことがないカルだったが、ある夜、バーでプレイボーイのジェイコブと知り合い、ジェイコブの助言でファッションや髪型を磨いて新しい人生を歩もうとする。監督は「フィリップ、きみを愛してる!」のグレン・フィカーラとジョン・レクア。共演にジュリアン・ムーア、エマ・ストーンら。(映画.comより)
予告
95点
ソウルメイト(魂の伴侶)を諦めるな
「40歳の童貞男」で全世界のモテない男性の心を鷲掴みにしたスティーブ・カレルがまたまたダメな中年を演じています。
(コイツが今度はちょっと大人になって再登場!)
いや~、僕のラブコメ映画ランキングでは間違いなく上位に入る作品になりました。
可愛い、面白い、筋肉があると見事に三拍子そろったいい映画でしたよ。
ザックリとストーリー紹介
・一人息子を持った冴えない男のキャルはある日突然妻のエミリーに別れを告げられる
・途方に暮れてバーで愚痴の相手ばかり探しているキャルに見かねた遊び人でいい男のジェイコブがキャルに「いい男」になるアドバイスをする
・ジェイコブのアドバイスでどんどんいい男になっていくキャルは次々に女を持ち帰るようになる
・一方キャルの息子のロビーはベビーシッターのジェシカに猛アタックを仕掛けていたが、ジェシカはロビーを13歳の子供としかみていなかった
・また遊び人のジェイコブもハンナという女性に斬新なアプローチをされ、本気で惚れてしまう
・キャル、ジェイコブ、ロビー、ついでにエミリーを寝取ろうとしたディビットも含めた野郎3人の愛がエミリーの自宅にて激突
・ジェイコブの愛したハンナは実はキャルの娘であり、ロビーの愛するジェシカが実はキャルを好きだと発覚しててんやわんやに
・ロビーの卒業式にロビーが愛なんて幻想だとスピーチしようとするが、キャルはそれは間違いだと指摘
・間違っても躓いても恋愛に前向きになっていけとアドバイスして大団円
・最後にジェシカはロビーを「大人として」として認め、オトナな写真を渡して成長を待つとほっぺにチューしてEND
役にドハマリな豪華出演者
(スティーブ・カレル✕情けない男って設定はもはやド安定ですよね)
この映画の最大の魅力は豪華な出演者がみんなドハマリしてることなんですよね。
ストーリー自体は多少のどんでん返しはあるもののまーありふれていると思うんですよ。
でもありふれた恋愛を個性豊かなキャラが面白おかしくちょっぴり甘酸っぱく調理してるんで最高に上手いんですよね。
その中でも僕が特に気に入ったのはロビーとジェシカの2人。
ロビーはボッサボサ頭の何処にでもいそうな少年でして・・・自家発電してる所をジェシカに見られたり、学校では大人になったら黒歴史待ったなしな方法で告白してみたりとやること成すことが笑いを誘います。
でもそれでも本気で1人の女を愛していて子供なりに全力だから笑えるし感動させてくれるんですよね。
ジェシカはロビーに次の日からネタにされまくるであろうレベルの告白を受けたりしてちょっとウンザリ気味なんだけど、キャルに女としてみてもらうためにずかし~い写真を撮ってみたりとやってることはロビーと大差なかったりしてるのが面白おかしくてよかったですよね。
ていうかね~ジェシカ役のアナリー・ティプトンが可愛い!
元がモデル出身なだけにちょっと痩せすぎてる感じが僕は好みではないけど・・・顔がアマンダ・サイフリッドっぽくて好きなんです(目がおっきいとことか)
あと出演者が豪華でみんな役にドハマリしちゃってる中アナリー・ティプトンも存在感を示せてるのだからそこも凄いな~って思いましたね。
脇役が地味に良い仕事してる
(ロビーの高校の教師でキャルの離婚後最初のお相手)
脇役の中でも一際輝いていたのがケイト役のマリサ・トメイ。
出番は少ないのにメッチャ目立ってました(^^;)
というかインパクトありすぎ、あのはっちゃけ具合はメインを喰う勢いでしたからね~。
ちなみにシビル・ウォーでメイおばさん役をやってて色んな意味で視聴者の度肝を抜きました。
51歳とは思えない美貌でしたからね~、荒木ばりに若返ってる気がするし・・・・
ロバートダウニーJrとの関係を知ってる人はニヤリとした事でしょう。
あと地味にケビン・ベーコン出てるのにクスってなります。
お前本当に何処にでも出没するなって思う反面、何処にでも出てきてほしいって思っちゃうくらいいい仕事してくんですよね。
個人的にケビン・ベーコンがこっそり出演してる作品にハズレはないと思ってます。
というか彼の姿を観れると満足してしまうのって何ででしょうかね~。
純粋な恋愛と計算ずくの恋愛
僕ら大人って恋愛は少なからず打算計算しると思うんですよね。
自分の本心はひた隠しにして相手の反応を伺いつつ「いい男」、「いい女」を演じようとする。
そういった大人の恋愛はま~確かにスマートな美しさがあります。
良いスーツやバッチリメイクで着飾った表向きの美しさはあって困るものじゃないです。
でもたまにはまどろっこしい物を全てを取っ払って・・・純粋な好きだという気持ちをありのままぶつけられたらどれだけ楽なんだろう?って思っちゃいますよね。
どうでもいいけどありのままって言葉を使うと未だにアナ雪を連想してしまう・・・アナ雪ウィルス恐るべし(本当にどうでもいい話)
あ、話を戻すとね、たまにはバーであった女性に「アナタに一目惚れした、是非一夜を過ごしてくれ」なんて言いたくなるっちゅー話ですよ。
でもそんな事を大人がやった所でロビーみたいな可愛げなんてミリ単位もなく・・・キッタナイ見え透いた下心しか見えてこないんでしょうな。
こうやって考えると純粋な気持ちを吐き出して許される10代という歳は本当に人生の黄金時代なんだな~って思います。
僕も映画ばっかりの10代だけでなく恋愛するべきだったのかな~とちょっぴり悲しい・・・
でもあの頃の僕には女の子ととイチャコラするよりもゾンビと戯れる方が輝かしく思えたんだからしょうがない。
それに今の僕にはのりたまもいるしね!(万が一これを読まれた時のフォロー)
ソウルメイトの見つけ方(魂の伴侶)
この映画のキーワード・・・なのかな?
まあ、僕はそう感じました。
ソウルメイトってのはコイツとなら一生涯を過ごせるぜ!って相手。
そんで僕らってソウルメイトの見つけ方を最初から知ってるはずなんですよ。
でも大抵の人が成長していく過程でその見つけ方を諦めたり自ら放棄しちゃってるだけなんです。
僕も大学生時代に付き合ってた彼女とは一生この人と歩んでいきたいだなんて思ってたけど、結局彼女は他の男と浮気して去っていったんですね。
その時から僕は「もう恋愛に期待なんかしない」ってスタンスで人と接するようになったんですよ。
だけどのりたまと出会ってからはそのスタンスを見破られ、指摘されてハッと気づいたんですよね。
あぁ、これじゃ自分を守ってるだけの弱虫なんだなって。
自分から期待しなければそりゃ万が一の傷は浅いですよ。
でもね、そんなツマラナイ恋愛観だからツマラナイ大人になるんだなって思います。
まあ、期待して裏切られたりすると確かに辛いけどね。
だけど「ノーペイン・ノーゲイン」って筋肉用語にもあるように痛みを恐れてるようじゃ得られるもんも大したことないぞって話なんです。
だからソウルメイトを見つけたいのなら頭がどんだけ賢くなっても全力で相手にぶつかっていくことなんじゃないかなって思います。
ジェイコブとハンナは自分に素直になれたからソウルメイトを見つけられたわけですしね。
まとめ
何か映画の話よりも恋愛の話になってしまったきがする。。。
でもま~古い映画なんで映画自体の評価とか感想は他で幾らでも見れるんでしょうしね。
一応映画自体の評価をすると・・・テンポよく笑わせてくれるし恋愛っていいな~って思える素晴らしい映画です。
失恋してセンチメンタルになってたり、恋愛に消極的な時に観るとグッドだと思います!
下ネタ多めなんで男の方が楽しめるラブコメ。
当ブログイチオシのラブコメ。
友情あり、笑いあり、ソーセージありと最強の映画です。
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