[ぎゃあぁあ!]スタング ネタバレ 感想[痛ってぇええ!]
あらすじ
「武器人間」「ザ・レイド」の制作会社・XYZ Filmsが手がけ、巨大スズメバチに襲撃され地獄と化したパーティ会場の惨劇を描いたモンスターパニックアクション。ケータリング会社を営むポールとジュリアは、田舎の豪邸で開かれるホームパーティに出張する。ところが、華やかなパーティ会場を突如として獰猛なスズメバチの大群が襲撃。参加者たちがパニックに陥る中、刺された人々の体内からさらに巨大化したスズメバチが這い出してくる。出演は「エデン」のマット・オリアリー、「パシフィック・リム」のクリフトン・コリンズ・Jr.、「エイリアン2」のランス・ヘンリクセン。監督は、ラース・フォン・トリアーの「メランコリア」でVFXを担当したベニ・ディエズ。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。(映画.comより)
予告
60点
刺しちゃうよ~
あまりにも刺激的すぎるタイトルに釣られてつい借りちゃった映画。
何となくこの映画とセンスが似てる気がします。
ンボボボボって・・・
ちなみに「スタング」は内容はわりとまとも?って言って良いのか微妙だけどそれなりにしっかりしてます。
なぜ蜂が体内に侵入すると巨大化するのかはまあ置いといて・・・テンポも悪くないんでサクっと見れます。
ザックリとストーリー紹介
・ホームパーティーのケータリングにやってきたポールとジュリア
・その会場で突如大量のどでかい蜂が地面から吹き出し人間を襲い始めた
・そして襲われた人は体内で何故か体内で巨大化して羽化する
・こうして巨大蜂から命からが逃げ出したシドニーと市長とポールとジュリアは屋敷に立てこもる
・しかしシドニーはすでに肩を刺されており卵を埋め込まれておりソイツが羽化
・蜂に脳を操られたポールとシドニーとジュリアを追い詰める(市長は途中で脱落)
・追い詰められたポールは嬢王蜂の幼虫を埋め込まれそうになるが間一髪でジュリアが助けに入る
・女王蜂の幼虫を蜂質にして屋敷を脱出するポールとジュリア(ついでに屋敷と幼虫ごと爆破)
・燃えながらも執念でポールとジュリアの車に追いつくがポールの命がけの特攻で女王蜂は粉微塵に・・・
・救急隊が駆けつけてポールとジュリアは安堵ともに愛しあうが、空から今度は更に巨大な蜂が襲来してEND
ポールの頑張り物語にホッコリ
(口は軽いけどやるときはやれる男ポール)
主人公のポールが良いキャラしてました。
最初はスッゲー頼りなさそうなんだけど、蜂が襲来してからは真っ先に動けてるしメッチャ勇敢です(市長にも褒められてるしね)
(序盤はポールを男とすら観ていないジュリアちゃん)
ジュリアにホの字なのにジュリアちゃんったらまるでその気がない。
でもそんなジュリアも勇敢すぎるポールに最後はベタ惚れに・・・
ジュリアも癖はあるけどかわいい感じのヒロインなんで観てて安心感ありましたね~(何の?)
ホラー映画にありがちなトークパートが短い!
この映画特別語ることも少ないありがちなモンスターパニックものなんですけど・・・
物語の展開は早かったです。
ホラー映画によくある登場人物のどーでもいい会話がほぼ端折られてるんですよ。
だから前半は会場パーティの用意→パーティ開始→蜂襲来!とかなりテンポがいいです。
でもそのテンポの良さが逆に勿体無く感じましたよ。
だって無駄に登場人物が濃ゆいんですもん!
(顔からにじみ出る嫌らしさ)
髭もじゃナイスダンディっぽく見えるのにジュリアにセクハラめいた発言をするオヤジだったり・・・
(絶対後で出てくると思ったのに何事もなくフェードアウトしていったラリー)
巨大蜂に挟み撃ちにされるもやられるシーンが無かったので出番はあるだろうと思わせてなかったり・・・
こういう印象的なキャラは生き残ってもっと活躍がみたかったですね。
あとはどうでも良いトークもキャラが立ってると退屈しないから意外と楽しめるもの。
蜂というよりただのモンスター
(蜂にこんなんされたら魂飛び出ますわ)
物語の途中でこの殺人蜂の正体は有毒肥料を混ぜたのが原因と判明するんですけど・・・
いくらなんでも巨大化し過ぎなんじゃ?
人の体に寄生して羽化するのは良しとしよう。
しかし質量保存の法則の法則もビックリなサイズになるのはどうだろうか?(規制したサイズが大きければより大きくなる)
しかも人間の脳まで操れちゃう!というか英語も微妙に通じてるよ!
まあ、リアリティなんて追い求めてないのはわかるんですけどね。
何というかあまりにも荒唐無稽すぎてギャグになっちゃってるんですよ。
ちっちゃくて見えないかもしれないけど女王蜂がポールとジュリアの車に乗ってるの図。
ちなみに女王蜂は全身火だるまです。
この根性には見習うものがあるが、引きの画がシュールすぎて笑うべきかどうか迷う。
ラストは牛さんサイズに寄生した為にモスラ並の大きさに。
こうして人類はバグズとの戦いへ・・・
まとめ
あんまり細かい突っ込みはしなければそれなりに面白いと思います。
蜂のビジュアルとかグロ描写はかなり本格的だしね。
ただ開始20分以降はずーと蜂の襲来パートなんで観てて疲れちゃいました。
アクションがあんまりにも続きすぎるのもよろしくないものです。
まあ、ポテチでも片手に流し見程度がいい映画ですね。
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