[人肉で]コロニー5 ネタバレ 感想[パワーアップ]
あらすじ
氷河期が訪れ、人類が地下で生活する近未来を舞台に、豹変した人間たちに襲われる人々のサバイバルを描く。氷河期の再来によって地球上が氷雪に覆われ、人類は地下に作られたいくつかのコロニー(居住地)で生き延びていた。ある時、コロニー5との連絡が途絶え、コロニー7のリーダー、ブルックスと仲間たちは様子を見に行くと、コロニー5は豹変した人間によって人々が殺され、悲惨な状況になっていた。一行はなんとかその場を逃げのびるが、ブルックスが不在の間にコロニー7は横暴なメイソンにより支配されてしまい……。「マトリックス」「マン・オブ・スティール」のローレンス・フィッシュバーンが主演。(映画.comより)
予告
60点
量産型カニバリズム作品
うーん、ここまで捻りのない作品も珍しいってくらい捻りがなかったです。
世界の終末✕極寒の地✕カニバリズム。
こんなありふれた題材をありふれた脚本で煮込んだらどうなるか?
毒にも薬にもならないものが出来上がっちゃいました。
ザックリとストーリー紹介
・人類が絶滅しかけている近未来で残った人々は食物も育たない極寒の地をコロニーの中でなんとか生活していた
・別のコロニーで何やら騒動があったらしいので行ってみることに
・そこでは飢えでおかしくなってしまった食人族が住み着いていた
・食人族(何故か戦闘力大幅UP)に襲われるブリッグスたち
・ブリッグスの決死の自爆でコロニーを繋ぐ橋を爆破して追撃をなんとか寸断
・コロニーに逃げ帰ってきたらこっちもブリッグスというまとめ役がいないせいで大荒れ状態になっていた
・更に振り切った食人族も追いついてきてコロニー内がしっちゃかめっちゃか
・サム達はなんとか食人族を撃退し更なる安住の地を目指して歩き出しEND
ローレンス・フィッシュバーンが目当てなら結構あり
(モーフィアスのイメージが未だに消えないローレンス・フィッシュバーン)
途中で脱落しちゃうけど「マトリックス」以降「あ、マトリックスの人だ」と言われていたローレンス・フィッシュバーンの大活躍が観れます。
主人公よりも目立ってたんじゃないかな~。
それだけにローレンス・フィッシュバーンが脱落してからは盛り上がりにかけるんですよね。
ピークは橋のとこまで
前半は中々いいです。
コロニー内で謎の伝染病が流行っており、一度かかると死亡確定。
咳をしただけで「こいつ感染者か!?」って思われちゃうんでみんな疑心暗鬼に。
しかも感染確定すると極寒の地を1人でさまようか撃たれて永久の安息を得るかの二択を迫られます。
ただでさえ、食糧不足で環境の最悪なんだから咳なんて普通に出そうな状況ですからね。
ま~、中々いい感じに盛り上げてくれるわけですよ。
そんで違うコロニーからの連絡があり行ってみたらアチラコチラでモグモグパクパクとお食事中。
これが中々気合の入ったグロなのでインパクト抜群です。
気の狂った食人族とのバトルは手に汗握りました。
前世でカンフーをやっていたブリッグスは流石の戦闘力!
橋での命を賭した爆破は定番ながらも燃えましたね~。
でもこっからみるみるテンションは下降気味に・・・
何一つ盛り上がることもなく終わってしまうんですよね。
うーん、コンセプトは悪くないんで勢いとか映像とか色々物足りなさがあるのが惜しいところ。
カニバリズムが戦闘力アップの秘訣
(人肉でパワーアップ!)
食人する映画って不思議と戦闘力が高い奴出てきますよね。
レクター博士、クライモリの面々、ヒルズハブアイズの面々とか・・・
レクター博士とか頭脳派なのにジェイソンとかフレディとタメ張れそうですもん。
そいうや、昔中国に住んでいた頃に観た映画でも「息子を食うと最強のパワーを手にする」って映画がありました。
直接的なグロはないものの幼いころに観たもんだから結構トラウマでしたね~。
何故か食人=戦闘力アップの図式が昔から成り立ってますよね。
この映画の食人族も例によって異様に強いというか、もはやモンスターです。
とても喰うのにも困ってた人間のパワーとは思えません。
まとめ
ローレンス・フィッシュバーンが橋で自爆したところで終わっても何も困らない映画でした。
まあ、多くを求めなければそれなりには楽しめるかと・・・
こちらも極寒✕世界の終末。
はんぺんみたいな食い物の正体はソイレント・グリーン並の衝撃。
グロ、胸糞、そして主人公の覚醒&無双が好きな人には最高の作品。
2もわりと面白いです。
ヒルズ・ハブ・アイズから主人公の下りを亡くした作品。
グロと胸糞しかありません。
でも不思議と嫌いになれない作品。
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