I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE ネタバレなし 感想
あらすじ
世界中で愛されるスヌーピーやチャーリー・ブラウンなど、チャールズ・M・シュルツによる漫画「ピーナッツ」のキャラクターたちを、初の3DCGでアニメーション映画化。犬小屋の上で様々なキャラクターになった自分を空想するのが好きなスヌーピーは、中でもお気に入りな飛行機パイロット、フライング・エースになって大活躍。宿敵レッド・バロンを追跡して大空に飛び立つ。一方、スヌーピーの飼い主チャーリー・ブラウンも壮大な冒険の旅に出るが……。「アイス・エイジ」シリーズを送り出したハリウッドのブルースカイスタジオが制作し、「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」や「アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険」を手がけたスティーブ・マーティノが監督。脚本にはチャールズ・M・シュルツの息子クレイグ・シュルツが参加している。(映画.comより)
予告
85点
諦めないことの大切さ
今回は色んな人に観てもらいたくてネタバレなしで感想を書いてみました。
といってもネタバレされてこまるようなストーリーでもないと思うんですけどね(^^;)
まあ、ストーリーはぶっちゃけ何のひねりもないけどその分ストレートに胸を直撃してきます。
それに言葉の一つ一つが考えさせられるしいい作品でした。
可愛くて癒される登場人物
登場人物がみんなスッゴイ個性的です。
子供らしい奴もいれば妙に大人びた奴もいたりと見てるだけでほっぺが緩んじゃうような個性をみんなもってますね。
ちなみに僕とのりたまが特に気に入ったのはモクモクと埃を常に立ち上らせている「ピッグペン」。
映画を見終わった後に知ったけどこの子はどうやら埃を吸い寄せるらしい(でも誇りも高い)
だからあんなにモクモクしてるのか・・・
他の子もサリーやルーシーはしっかりもので現実主義だったり、ライナスが博識で哲学的だったりと大人でも結構楽しめます。
詳しいキャラ紹介はここを見ると分かりやすいです→キャラ紹介
映画を見る前に見とくとより楽しめるかも♪
笑いと大人に向けたメッセージ
ドタバタコメディが多く子供でも大人でも笑えるように作られてるので観やすいです。
のりたまなんて笑いすぎて顔が真っ赤になってました。
ストーリー部分はハチャメチャのようでメッセージ性はしっかりしています。
何をやっても上手くいかないチャーリー・ブラウンはみんなに嘲笑されつつも「絶対に諦めない」でやりたいことを成し遂げていく。
時には失敗し時には大人をハっとさせるようなことを言ったりもします。
そういったセリフは英語ならでのは響きと字幕が最高の相性でした。
是非字幕で観るのをオススメします。
子どもと大人の人生の教科書
この映画って「あ~深い~」って思わせられるセリフが多かったです。
原作からしてうぬ~って唸るような名言が多いですね。
映画では特にルーシーとチャーリーのセリフが印象的でした。
ルーシーは大人になった時に経験するであろう現実をチャーリーは大人になることで忘れていそうな大事な事を教えてくれます。
でもさりげな~く盛り込んであるしドタバタコメディの合間に挟んでくるから全く説教臭さはないですよ。
スヌーピーの妄想はいらなかったかも・・・
いや、可愛かったんですけどね。
でもチャーリー・ブラウンの物語が面白すぎてその分スヌーピーの話が煩わしかったんです。
あと個人的にあーいった妄想系の話は何となくノれないんです。
昔からミュージカル系の映画のような急に歌われたり踊り出されたりとかする妄想チックなのって映画の世界から急に切り離さちゃう感じがして楽しめないんですよ(インド映画全否定)
まあ、中には好きな作品もあるんですけどね。
一応スヌーピーの妄想にはチャーリーが頑張ってる裏でスヌーピーも頑張ってるよ~って意味合いがあるんだと思うんですけど・・・
純粋に退屈に感じてしまいました(^^;)
まとめ
可愛い!笑える!深い!と三度美味しくいただける映画でした。
チャーリー・ブラウンのひたむきさと純粋さに心をうたれ、スヌーピーとウッドストックの可愛さにやられ、二人の友情に涙腺をやられ・・・かけました。
でも涙の出る劇的なシーンよりもコメディの合間に挟まれたさり気ないセリフの一つ一つが僕は印象深かったですね。
音楽も好印象です。
挿入歌とかEDは耳あたりが良くて聴きやすいです。
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