死の恋人ニーナ ネタバレ 感想
あらすじ
事故死した元恋人に悩まされるカップルの恋の行方を描いた、イギリス発の独創的なホラーラブストーリー。寂れたスーパーマーケットで働くホリーは、同僚の青年ロブに恋心を抱く。ロブは恋人ニーナを交通事故で亡くして以来ふさぎ込む毎日を送っていたが、ホリーの優しさに次第に惹かれるようになり、やがて2人はついに結ばれる。ところが、突如として2人のベッドが大量の血で染まり、死んだはずのニーナが出現。自分が死んだことに気づいていないニーナは、新しい恋人を作ったロブに怒り狂う。信じられない状況にその場を逃げ出すホリーだったが、どうしてもロブのことが忘れられず、数日後に再び彼のもとを訪れる。そして、またしてもベッドに現われたニーナに、ホリーはある取引を持ちかける。出演は「レンブラントの夜警」のフィオナ・オシャーグネッシー、「スパイダー・キングダム」のシアン・ベリー。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。 (映画.comより)
予告
60点
鬱陶しすぎる恋人(幽霊)
この映画実は劇場に行こうか迷っていたんだけどいつの間にか終わっていていつの間にかレンタルが始まってたんですよね。
あ、どうも最近のりたまとご無沙汰のゆでたまです。
え?そんな情報いらないって?
そうですか
まあ、何か問題があるわけではなく単純にもう付き合って8年も経つとそんな期間もあるものなんですよね。
とは言えこのままでは恋人としての体裁を保つのに問題があるのではないのか!?
そういう危機感?もありこの映画がいい刺激になったならあって思って借りたんですよね(不順すぎる動機)
以上どうでもいい前置きでしたm(_ _)m
はい、ということで予告からは奇妙な三角関係を描いたホラーかラブコメディを連想したんですけど・・・
うーん、どちらとしても中途半端な映画でした。
ぶっちゃけ「恋人がゾンビ」の題材ならもっと面白い映画はたくさんあります。
そこら辺は一番下に色々と紹介してるので覗いてみてください。
ただホリー役のアビゲイル・ハーディンガムの可愛さと惜しげも無くさらけ出してくれた豊満な肉体は本当に素晴らしかったです。
ザックリとストーリー紹介
・救命救急隊員を目指しているホリー(アビゲイル・ハーディンガム)が同僚のロブに惚れる
・ぐいぐい押してくるホリーに戸惑いつつもロブも惚れてベッドイーン
・とろこがいざこれからって時にベッドのシーツが真っ赤に染まり死んだはずのロブの元恋人ニーナが登場
・ニーナが事ある事にホリーとロブの間を邪魔する
・めげないホリーがロブとの関係を継続しつつもどうにかしてニーナを成仏させようとする
・努力の結果ロブはニーナから開放されるが今度はニーナに取り憑く
・ロブがホリーを捨てて逃走
アビゲイルー・ハーディンガムの魅力満載
とにかく主役のホリーが可愛いです。
アビゲイル・ハーディンガムという女優さんが演じているんだけどググっても詳細がないですね。
パッチリした目に不健康そうな目元と豊満な美ボディ!
全てがどストライクです(´∀`)
のりたまとは女性の好みは似通っているので二人して彼女に惚れ込んじゃいましたね。
あとこの映画のベッドシーンってそこいらのよくあるホラー映画のベッドシーンとは違ってかなり本格的!
美しく綺麗に魅せるベッドシーンではなく生々しくリアルに魅せるベッドシーンを撮ってるんですよ。
しかもアビゲイル・ハーディンガムはその豊満な体を惜しげもなく披露してくれちゃうしね。
独創的な設定
死んだ元カノとの三角関係ってだけでも中々インパクトあるのにその設定も中々凝ってます。
死んだ恋人のニーナはベッドから血が染み渡るように下からぬっと生えてくるし一旦召喚されると物理的に触ったり出来る。
しかもいつも血まみれし汚されたベッドや床や壁はそのまんまだし本人はいつのまにか帰ってるしで・・・超はた迷惑な幽霊です。
ただその設定が本筋と上手く関わってくるかというと別なんですよね・・・
ウザすぎる幽霊ニーナ
とにかくニーナに腹がたつ映画です。
まず言ってること意味不明なんですよ。
それにホリーが一生懸命ニーナを受け入れてあげようとしたり成仏させてあげようと努力してるのにまっっっったく感謝もしなければ協力もしないしね。
僕には彼女はただの超絶身勝手女にしか見えませんでしたよ。
彼女のウザい言動シリーズをいくつか書き出すと・・・
・私は別れたつもりはない
・死んでるから別れたくても別れられない
・ただ激しくしてるあんたには私の元カレの「ツボ」はわからないわよ
と意味不明な供述や嫌味しか言ってきません。
特に最後のなんかホリーの女性としての尊厳をぶち壊しじゃないですか。
しまいにはホリーに取り憑いたのに「私だって別にあんたに取り憑いたつもりないよ」なんて言ってくるしね。
だったらベッドの隅っこにでも固まって申し訳無さそうにしとけや!って思うんですよね。
しかもわざとらしく壁とかも血で汚していくし・・・
スゲーいやみったらしい姑にしか見えませんよ。
ロブが最低
途中までは悩める青年なんだけどラストが本気で最悪です。
ロブがニーナに散々悩まされていてもホリーは一緒にいる為の努力を怠らなかった。
なのにロブは「やっぱり君を愛してる」なんて言った直後にホリーがニーナに取り憑かれていると知った瞬間にその場をそそくさと立ち去ったんですよ!
なんだその手のひら返しは!
お前には恩義とか無いのか!
お前の愛はその程度か!この唐変木!
ニーナも大概うざかったけど男の僕からすればロブはそれを上回るキング・オブ・最低ですよ。
まとめ
想像していたのとはだいぶ違う映画でした。
というか登場人物に嫌なやつが多すぎて(上には書いてないけどニーナの家族もおかしい)観ててホリーが可哀想になってきましたよ。
でもそのホリーですら本気でロブを愛してるのか疑問です。
それに本気でニーナを救おうとしてたのかもわからないです。
時折ただ単に刺激が欲しい背伸びしたいだけの子供にも見えちゃうんですよね。
だから最後のも自業自得かなって思わなくもないです。
でもロブは最低だけどね。
余談ですけどこの映画は僕とのりたまには中々「いい刺激」になりましたよ。
え?だからそんな情報いらないって?
そうですか
ゾンビが恋人シリーズの映画
自分が観たことあるやつだけなんで実際はもっとあるかも・・・
しかしゾンビと恋愛って本当に相性いいですね。
ここで紹介してるゾンビものは個人的にはどれもハズレが無いと思います。
「ゾンビハーレムの記事」でも紹介したけどちょっぴり切ない正統派青春モノです。
シュールで笑えるゾンビものです。
こういう映画を求めてこの映画観たんですけどね。
主役は「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」のアントン・イェルチン。
ラブコメゾンビの決定版!観て損は絶対しません。
主役は「X-MEN(ファストジェネレーション)」のビーストや「マッド・マックス ヒューリーロード」のウォー・ボーイ役のニコラス・ホルト。
超切ないゾンビもの。
ゾンビもので泣かされたのは初めてかもしれません。
「クロニクル」で鮮烈なデビューをしたデイン・デハーンくんの恋愛物です。
切なさとコメディがいい塩梅で面白いです。
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