エボリューション (オススメ作品!) ネタバレ 感想
あらすじ
「ゴーストバスターズ」のアイヴァン・ライトマン監督が、猛烈な勢いで進化する謎の生命体と人類との攻防をコミカルなタッチで描いたSFサスペンス。主演は、「X-ファイル」のD・ドゥカヴニー、「ハンニバル」のJ・ムーア。最新のバイオ科学の成果を踏まえ、進化に関する科学的考証は意外にリアルなものとなっている。
ある夜、アリゾナ州の砂漠に隕石が墜落した。翌日、近くの大学で生物学を教えるアイラと地質学を教えるハリーの二人が現場へ出向き、そこで採取した不思議な液体から地球上に存在しない構造を有したDNAを発見する。それは、驚くことにあっという間に単細胞へと進化し、増殖していった。彼らが再び墜落現場に赴いてみると、そこは奇妙な軟体生物と昆虫らしき生き物に覆われ、独自の環境を築きつつあった。だが、この事態を知った国防省はアイラらを現場から締め出し一帯を占拠してしまう。しかし、軍による管理は不十分で謎の生命体は急速に進化しながら周辺地域に拡散し、各地で深刻な被害を引き起こしていった……。(allcinema ONLINE より)
100点
モルダー版ゴーストバスターズ
この映画を初めてみたのは確か高校生くらいの時だったろうか。
最初は何だこのスマイリーもどきはと思って何となく手にとったんですよね。
そんで何となく観たら「ん?主役がXファイルのモルダーやんけΣ(゚Д゚)」とびっくりしたのを覚えてます。
しかも主役のアイラ(デビッド・ドゥカブニー)がお尻丸出しで相手を挑発したりモルダーよりはっちゃけてるのが面白かったですねw
「ゴーストバスターズ」(監督同じ)のような王道モンスターパニックコメディですのでポテチ食いながらクスってしたい時にぴったりの映画です。
お馬鹿映画と秀逸な吹き替え
・謎のエイリアンが地球に襲来
・単細胞生物だったエイリアンは光の速度で進化を続ける
・政府はお馬鹿だからエイリアンの進化を止められない
・主人公たちがちょっとしたことをキッカケにエイリアンの弱点がシャンプーだと分かる
・消防車にシャンプーを詰め込みエイリアンのケツに浣腸をかます
ストーリーはこれ以上語ることはないです。
だから何が面白いのかって言うとB級映画のノリ・・・としか答えられない。
しいて言えば「コマンドー」や「ザ・グリード」のような思わずクスって笑ってしまうようなギャグセンスがたまらないんです。
しかも吹き替えが秀逸すぎて更に威力あがってる事も大きな要因でしょう。
「コマンドー」や「ザ・グリード」もそうだけど映画の魅力を引き上げてくれる吹き替えって本当に素晴らしい文化だな~って思います。
それだけに全くあってない雰囲気をぶち壊す芸能人吹き替えはスッゲー勿体ない。
合ってるなら全然良いんだけどねえ・・・
面白いものは焼き直しても面白い
この映画って基本的なノリは「ゴーストバスターズ」とほとんど同じです。
すっごい乱暴な言い方をすれば幽霊がエイリアンに変わっただけと言ってもいいです。
それなのに面白い!って思えるのはやっぱりギャグセンスのキレが良いからでしょう。
全編に渡って休まること無く小ネタや笑いの要素を無理なく投下しているから観てて自然と笑いがこみ上げてくる。
こういう系統の笑いって僕は本当にツボなんですよね。
個人的には「ゴーストバスターズ」よりも面白いです。
しかし最近はこういったモンスターパニックコメディが少なくてちょっと寂しい・・・。
登場人物が個性的で緩い感じのギャグが多め
主役から脇役まで本当に良いキャラしてます。
モルダーことアイラは「ケイン熱病」の発明者(映画をみれば意味が分かる)
冷静沈着で騒々しいメンバーが多い中みんなを静める主役らしい立ち位置。
こういった落ち着いた主役やキャラがいないと騒々しい面々を抑えられないですからね。
みんながみんな騒がしいだけでは面白く無い。
映画においてのコメディは静と動が大事だと思うのですよ。
ハリー(オーランド・ジョーンズ)は絵に描いたようなおもしろ黒人。
ハリーの体にエイリアンが侵入した時のくだりは笑いすぎて腹よじれるかと思いましたw
ウェイン(ショーン・ウィリアム・スコット)は絵に描いたようなお調子者キャラ。
だがこの映画においての彼は超優秀なのである。
そんじゃそこいらのお調子者キャラとはわけが違います。
彼のデパートでのココーのくだりは爆笑必至。
アリソン(ジュリアン・ムーア)はドジっ子科学者。
目立った活躍や秀逸なギャグは少ないけどドジっ子属性が可愛いです。
まとめ
観て1ミリも損はない映画です。
ウェインのココーのくだりはのりたまが呼吸困難になるくらい笑ってましたよ。
そこそこ万人受けする映画だと思うので未見の人は是非観てください♪
僕のお気に入り映画です。
この監督さんユーロトリップでは製作総指揮を担当してたみたいです。
どうやらこの監督は僕の笑いのツボをつくのがケンシロウ並みに上手いようです。
ちなみにこの映画のレビューはブログ始めたての頃に書いた酷い出来なのであえて紹介しません(検索かけないでね)
じゃあ、今は良いレビューかけてんのかいと言われると・・・ってなりますけどね(‘A`)
ただ死ぬほど笑えて面白いのは確かなのでこちらも是非観て欲しい映画の一つです。
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