モンスター上司2 ネタバレ 感想
あらすじ
最悪の上司に立ち向かう3人のサラリーマンを過激なブラックジョーク満載で描いたコメディ「モンスター上司」の続編。ニック、カート、デールの3人は、これ以上イヤな上司に振り回されることのないよう、独立して起業することを決意。ところがビジネスは思い通りにいかず、悪徳投資家ハンソンに騙されて一文無しになってしまう。窮地に追い込まれた彼らは、ハンソンの息子レックスを誘拐して身代金を奪おうと思いつくが……。ニック役のジェイソン・ベイトマンをはじめ、ジェニファー・アニストン、ケビン・スペイシー、ジェイミー・フォックスら前作の豪華キャストが再結集。さらに、悪徳投資家ハンソンとその息子役で「ジャンゴ 繋がれざる者」のクリストフ・ワルツと「スター・トレック」シリーズのクリス・パインが新たに参加した。(映画.comより)
予告
60点
豪華なキャストと微妙な脚本
前作は秀逸なキャラと脚本で楽しめたけど今回は微妙でした。
今回はあまりにも主役3人がアホすぎて(特にカートとデール)そこまで笑えなかったです。
いつも言ってるけどあまりにもわざとらしすぎるボケって駄目なんですよね。
ただ周囲を固める脇役(みんな大物)がとても良い味を出していてそれだけでも観る価値はありました。
ストーリーをサクッと紹介
・前回で上司に絶望した3人は力を合わせて起業。
・シャワーヘッドを開発してテレビで宣伝。
・すぐに大手の会社から「そのシャワーヘッドを是非うちが売りたい」と大量の注文をうける。
・大喜びでシャワーヘッドを作るが大手会社の社長バート(クリストフ・ヴァルツ)に商品を騙し取られてしまう。
・ディーンにそそのかされ今度はバートの息子レックス(クリス・パイン)を誘拐するが失敗。
・逆にレックスに誘拐を手助けしてもらうことに。
・誘拐犯として警察に追われる。
・しかもレックスには利用されてた事がわかる。
・すったんもんだの末何とか事なきを得る。
脇役の演技が最高
前作で上司だったデビッド(ケヴィン・スペイシー)やジュリア(ジェニファー・アニストン)はとても良かった。
警察に捕まってしまったデビッドは出番は少ないんだけどテンポのいい暴言の嵐が笑えます。
逆にジュリアは前作で人気があったのか今回結構出番が多いです。
しかしジェニファー・アニストンって笑顔が素敵でいいですよね。
今作ではニック(ジェイソン・ベイトマン)がジュリアに本気で惚れてしまったりと彼女の絡むエピソードは前作と同じくらい面白い。
しかも前作以上にジェニファー・アニストンに卑猥な言葉を言わせまくってます(^^;)
ディーン・MF・ジョーンズ(ジェイミー・フォックス)も相変わらずいいキャラしてて良かったですね。
猫タワー買ってたりと可愛とこあるのが好きですw
いいのは冒頭だけ
冒頭のシャワーヘッドを使ったどぎついジョークは良かったけどすぐにみるみる失速。
テンポは悪くないけどひたすら3人が騒々しすぎて面白くない。
まあ、所々で笑える所もあるにはるんですけどね。
でも笑えるところの殆どは主役の3人以外なんだよなあ・・・
今作の3人の絡みはほとんどアドリブらしいのでそれが災いしてしまったのかもしれない。
いわゆる本人たちはオモシロイと思ってるシリーズで観てる方は冷めてしまう。
まとめ
豪華な脇役がいなかったら滅茶苦茶つまらない映画になってました。
それぐらい脇役はインパクトがあって光ってたんですよ。
ただ主役の3人がそれを台無しにしてしまいましたね。
というか今回は上司関係ないのでタイトルからして駄目。
どうせなら自分たちが起業して上司として苦悩する話の方が良かったんじゃないんですかね。
こりゃ日本でDVDスルーにされるのも仕方ないですね。
こっちは面白かったんですけどねえ。
こっちではジェニファー・アニストンとジェイソン・サダイキスが共演してます。
めっちゃ笑える!とか感動!とかないけどキッチリまとまったいい作品です。
アダム・サンドラーがまだ面白かった頃の映画。
ジェニファー・アニストンの大人の女性としての魅力が満載なので彼女のファンなら是非チェックしておきたい作品。
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