Zアイランド ネタバレ 感想
あらすじ
哀川翔の芸能生活30周年を記念したオリジナル作品で、「ドロップ」の品川ヒロシ監督のメガホンにより、謎の病気が蔓延した島を舞台にヤクザたちの抗争とゾンビが引き起こすパニックを描いたアクション娯楽作。10年前、敵対する竹下組との抗争で怪我を負い、組が解散となったヤクザの宗形博也は、刑務所にいる弟分・武史に代わり、武史の娘・日向の面倒を見ながら運送業を営み生活していた。しかし、武史の出所が決まると、父親に会いたくないと日向が家出。宗形と武史は日向が向かったという銭荷島に赴くが、そこには謎の病気が広まっていた。(映画.comより)
予告
80点
品川ヒロシやりおる
のりたまが前から観たい観たい言ってた映画なのでこの間借りてきました。
品川ヒロシの作品は面白いとは聞いていたんですけどどーーーしても気が進まなかったんですよ。
その理由は・・・
芸人の映画→松本人志作品→クソの極み
という条件付けが脳内でされてたからです。
だから同じ芸人の品川ヒロシ作品も観るきには慣れなかったんです。
あとは僕がミリ単位もお笑い芸人に興味がなかったというのもありますね。
基本僕は芸人やお笑いが好きじゃないんです。
何故って言われても好きじゃないものに理由なんてないんす。
だからか松本人志の芸風も映画も大っ嫌いです。
特に映画は意味不明過ぎて何が面白いのか全くわからない。
だからこの映画でもしょーもない芸人が臭い芝居してんだろうなあって思ってました。
そんでつまらなかったら「ブログでぼろっクソに文句書いてやる!」というゲスい気持ちで観始めたら・・・
あ、案外おもしれーじぇねーか(´ε`;)
ぶっちゃけ2時間という長丁場にもかかわらずそこまでダレることもなく普通に楽しめてしまいました。
お笑いならではギャグセンス
元々お笑い出身ということもあってか笑いのツボを掴むのが上手い!
本当にしょーもないくだらないネタなのに笑されてしまっている自分がいる。
芸人やお笑いが好きではないのにクスッとさせられたのがちょっと地味に悔しい。
ちなみにのりたまは繰り返し系のネタにとことん弱いので色んな場面で大爆笑してました。
あと真面目なシーンは少なくギャグがメインではあるけどやりす過ぎてないのが素晴らしい。
ギャグシーンもやりすぎると観客は置いてけぼりになっちゃうからね。
そこら辺のあんばいが絶妙のはやはり芸人として培ってきた力なのだろうか。
配役が適材適所
こういう映画って大抵役者の一人や二人は浮いちゃう事があるんです。
いわゆる仲良しこよし出演だから「こいつ出る意味あったか?」みたいなのがあるんですよね。
でもこの映画ではみんな個性があってちゃんとキャラが立ってるので全く違和感がない。
配役が適材適所だと演技力不足もカバーできるからね。
そこら辺の手腕もちゃんとあって上手いなあと思わされました。
特に風間俊介、般若、窪塚の3人は良いキャラしてたなあ(´∀`)
宮川大輔とJK二人の格闘はいらない
基本的にべた褒めな内容ではあるけど不満もないわけではない。
宮川大輔のオーバーな演技やギャグみたいなゾンビ走りはいらんかったような気がする。
あーいうのはどちらかって言うと「アイ・アム・ヒーロー」向きかなと。
そんでJK二人の安いアクションもいらんかった。
大して笑えない上に凄いとも思えないしただの尺稼ぎにしか見えん。
しかも後半に格闘できる設定は絡んでこないからJKのアクションをやりたかっただけかい!。
日向一家のお涙頂戴シーンも「あー邦画の悪い癖出てんな~」って感じ(窪塚のシーンは良かった)
そんな時間あったらもっと哀川翔にスポットをあてて欲しかった。
主演は哀川翔なのに案外出番が少ないからね。
まとめ
不満がないわけではないけどかなり楽しめる一作です。
ポストたけしも狙えそうなくらいいい映画撮れてるなあと思いましたよ。
どっかのくそ映画乱発して周りの腰巾着からヨイショされまくる大御所とは違いますな。
この映画を観るキッカケになった映画。
中だるみはあるけどゆるいお笑いセンスが最高。
ゾンビではなく吸血鬼だけど孤島というワードで連想した作品。
表紙はホラーだけど中身は丸太時々ハァハァのハートルコメディ(嘘のようで本当)
最近のコメント