ミニオンズ ネタバレ感想
あらすじ
ユニバーサル・スタジオ製作の大ヒットアニメ「怪盗グルー」シリーズに登場する人気キャラクター、ミニオンたちを主役に描いた作品。人類より遥か以前から誕生していた黄色い生物ミニオンは、その時代で最も強いボスに仕えるという習性をもっていた。しかし、いつも失敗ばかりで長続きせず、やがて仕えるボスがいなくなってしまう。生きる目的を失い、一族に滅亡の危機が迫るなか、兄貴肌のケビン、バナナのことで頭がいっぱいのスチュアート、そして弱虫のボブが新たな最強のボスを探す旅に出る。やがて世界中から悪党の集まる大悪党祭りの会場にたどり着いた3人は、そこで世界初の女悪党スカーレット・オーバーキルに出会う。(映画.comより)
予告
90点
怪盗グルーの黄色くて可愛い奴らのスピンオフです。
不思議な言語を話すミニオンズは有史以前より地上にいて最強の悪者についていく事が生きがい。
彼らはグルーと出会う前までは色々な時代の強者に付き従うんだけど中々上手くいかない。
そんなミニオンズも安住の地を見つけそこで自由気ままに過ごしていたがどこか何か物足りない。
そして安住の地を出る決心をしたケビンは仲間を募り最強の悪者を探そうとする。
好奇心旺盛だけど小さくて頼りないボブと何となくノリで付いて行く事になったスチュアートを引きつれ悪者の集う街オーランドに行く事になる。
とにかく最初から最後まで同じテンションで続いちゃう最高に笑えて最高に可愛くてほっぺたが緩くなれる映画でした。
冒頭からミニオンズの強者へのストーカー被害でその時代その時代の強者が亡くなっていくんだけどその様は非常にコミカル。
大抵こういう笑わせてくる系統の3D映画は大体お涙頂戴要素があるんだけどミニオンズはそこは少し控えめで、メインはケビン達の自由奔放な行動によるコメディで最後まで突き抜けちゃう。
でもただただ笑わしてくるだけでなく、ボブがずーとぬいぐるみのティムを手放そうとしなかったり仲良くなったねずみと暮らすようになったりスッゲーあざといんだけど、「クッ、可愛い」となってしまう。
あとは何といってもあの色んな国の言葉交じりの不思議な言語がすばらしい。ほとんど字幕は出ないし聞き取れる言葉も簡単な英語くらいなのに何をやってるか今どういう気持ちか何を伝えたいのかが分かってしまう。
お相撲さんが出てきたり日本の国家をミニオンズが歌ったり日本語喋ったりで妙に日本リスペクトなのも面白かった。
ただスカーレットオーバーキルとか相棒のルパンみたいなやつとかのインパクトが弱いのが残念だったかなあ。
あ、でもスカーレットオーバーキルの格好とか髪の毛の巻き方とかがちゃんと時代考証してて感動したってノリタマが言ってました。
こういう細かいところも手を抜かないのは流石。
今回のお気に入りキャラなんですけどボブは非常に可愛かったけどやっぱりスチュアートが凄くいい。
いわゆるボケ担当なんだろうけど水道管(?)みたいなのを口説いたりキュッと引き締まったお尻を披露したり本当に彼には笑わされた。
ちなみにミニオンズの一番好きな表情があってですね、それは悪い事企んでそうな時の半目のにやけ顔です。
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