[荒くれ者たちの]ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス ネタバレ 感想[家族愛]

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 特別版パンフレット

あらすじ

「アベンジャーズ」シリーズに代表されるマーベル・シネマティック・ユニバースの一作で、お尋ね者たちが成り行きでチームを結成し、銀河の危機を救う羽目になる姿を描いたアクションアドベンチャー「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のシリーズ第2作。スター・ロードを自称するいい加減なリーダー、ピーター・クイルを筆頭に、美しき暗殺者のガモーラ、毒舌なアライグマのロケット、樹木型ヒューマノイドで25センチまで再生したグルート、マッチョな破壊王ドラックスのガーディアンズの面々が、新たな危機に直面し、再び強大な敵と立ち向かうことになる様を描く。高慢な指導者アイーシャが率いる黄金の惑星で、小遣い稼ぎの仕事をこなしたガーディアンズ。しかし、ひょんなことからアイーシャを怒らせてしまい、追われる身に。危機に陥った彼らの前に、ピーターの父親だという謎の男エゴが現れるが……。クリス・プラット、ゾーイ・サルダナら前作からのキャスト陣に加え、ピーターの父エゴを演じるカート・ラッセルのほか、シルベスター・スタローンも参戦。監督・脚本も前作と同じジェームズ・ガン。(映画.comより)

予告

 

95点

笑いあり涙ありファンサービス満点!の爽快エンタメアクション

どうも、またまた一ヶ月以上更新をサボっていたゆでたまです。

でもその間にも映画は沢山観ていてですね、ただ感想を書く気にならなくなっていたので気づいたらもー一ヶ月以上経ってましたね~。

いや~、映画系のブログに限らずブログを毎日のように更新できる人って凄いなと思います本当に。

 

ということでガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックスを観てきました。

前作は超絶好きでこのブログを始めた頃に絶賛していたのですが、今作も負けず劣らずいい出来でした。

ただ前作への思い入れ補正も強いのでかなり甘めに評価しちゃってる感は拭えないです。

素直に言うのなら全体の感想で言えば前作ほどの感動はなく、前作ほどの衝撃もなかったですね~。

でも続編ものとしては優秀な作品なのは間違いないんです。

前作が笑いあり涙ありの王道エンタメだとしたら、今作は笑いに特化して更に前作を観たファンやマーベルファンへのサービスてんこ盛りの映画でした。

そんで終始家族愛をテーマにラストにちょっぴり泣かせにくるというお決まりのテンプレ構想ながらも映像美と選曲の素晴らしさで強引にもっていくというね。

うむ、ジェームズ・ガン監督流石です。

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ザックリとストーリー紹介

・宇宙の護り人となったスターロード達は黄金の惑星でアイーシャからの依頼を受けて希少な電池の護衛をしていた

・宇宙の怪物たちから見事電池を守りきったスターロード達はアイーシャから報酬にネビュラの身元を引き受ける

・だがラクーンが電池を数本盗んでしまいアイーシャを怒らせたがために攻撃を受ける

・そこをピーターの父親と名乗るエゴが助けに入り、ピーターは父親と突然の再開に困惑するも真相を確かめるためにエゴと一緒に旅立つ

・不時着した惑星でピーターと別れたラクーンとグルートとネビュラはラヴェジャーズに襲われて捕まる

・捕まった先でヨンドゥのピーターびいきをよく思っていなかったラヴェジャーズメンバーがヨンドゥに反旗を翻す

・グルートとヨンドゥをまだ慕っていたクラグリンの手助けもあり、ラクーン達はなんとかラヴェジャーズを脱出

・一方ピーターは父親との再開に一時の安らぎを覚えるが、実はエゴの目的はピーターの中にある半身の神としての力であった

・世界の創造をするために世界を滅ぼそうとするエゴに怒りを覚えたピーターはエゴと衝突

・そこにラクーン達も合流し惑星の心臓部を爆破

・惑星消滅に巻き込まれないために苦渋の決断でピーターを残して脱出するラクーン

・そこにヨンドゥがピーターを捨て身で救い出すが、宇宙スーツは1つしかなくヨンドゥは犠牲になる

・ラヴェジャーズの元締めであるスタカー・オゴルドは裏切り者であったヨンドゥの勇気ある行動に敬意を評しヨンドゥの願いが死後にして叶う事に

・ここでエンディング中三度に渡って演出が入る

・1つ目はヨンドゥの矢をクラグリンが操ってドラックスに指してしまうショートコント、2つ目はグルートが思春期にまで成長してしまい引きこもっているところをピーターに叱られる様子が、3つ目はアイーシャの隠し玉であるアダム・ウォーロックが次回作に出ることを予感させてEND

笑いのセンスが一級品

(前作の萌えキャラが更にかわいくなって登場、ラクーンももちろん萌えるし笑わせてくれるぞ!)

もうジェームズ・ガン監督は完全に僕達のツボは抑えちゃってます。

こうすれば面白い、こうすれば笑える、間の取り方はこう。

全編に渡って滑ってて笑えないギャグシーンは1つもありません。

特にラクーンとヨンドゥのワープシーンはのりたまが笑いすぎて呼吸困難になってましたよ。

いや~、こうまで笑わしてくるのが上手いとジェームズ・ガン監督のコメディ作品も観たくなっちゃいますね。

最近劇場作品ではコメディが不作ですからね~、時間がないかもしれないけどジェームズ・ガン監督には是非コメディをとってほしいものですな!

あ、そう言えばコメディと言えば最近変な映画見つけてきましたよ。

スイス・アーミー・マンという映画で、死体なのにスイス・アーミーナイフみたいに万能というぶっ飛んだ内容。

ハリポタのダニエル・ラドクリフが死体役というホグワーツでお前は一体何を学んだんだ?とツッコミたくなる映画ですね。

予告を置いておきますね!

家族愛が実によくまとまっていた

(想定通りのキャラで意外性はあまりなかったピーターパパ)

今作は誰がどうみても家族愛がテーマなのですが、ありふれた上に使い古された題材を丁寧に丁寧調理してきています。

ピーターのお父さんに対する思いには男の子である僕は色々と思うところはあったし、ネビュラのガモーラに対する嫉妬心と羨望には切なくなりましたよ。

特にネビュラのあの一生懸命だけど空回りしてる感は優しく抱きしめてあげたいと思ったし(お前がやると犯罪)実際に終盤でガモーラが優しく抱きしめた時にはえかったのうえかったのうと自分のことかのように喜んじゃいました。

後はラクーンのヨンドゥに対する思いも良かったなあ。

理解者のいない者同士によるちょっとした共感が家族よりも強い絆に思えてねえ。

ラクーンにとって一番憎まれ口を叩かずに素直になれるのってヨンドゥだったのかもしれないんですよね。

そう考えるとヨンドゥって本当に優れたリーダーであり、良き父親になれる存在なんだなって思います。

でもそうなれるチャンスを手にした途端に死んでしまうわけですが・・・(せつない)

まあ、この家族愛に関しては文章にすると1万文字をゆうに超えそうなのでとりあえずこれくらいにしときます。

ファンサービスが良すぎる!

まず、前作を観たファンへのサービスが半端ないです。

前作へのオマージュ(冒頭のドラックスとグルートのだるまさんがころんだとか)がアチラコチラにあります。

それに前作でも出たスペースドッグやドナルドハワード・ザ・ダックなどがまた登場したり、スタン爺さんにようやくちゃんとした役がついたり(ウォッチャー)とズートピアで隠れたミッキーを探すかのような楽しみが満載なのです。

何より出演者の豪華なこと・・・豪華なこと。

カート・ラッセルやスタローンなんて僕の年代では胸に熱いものがこみ上げてくるものはあるし、ショーン・ガンが地味にいい役もらってたりするのもちょっと嬉しいですよね。

なんとなく好きなんだよなあショーン・ガン。

アベンジャーズとの邂逅が楽しみすぎる

(誰と誰が絡んでも絶対面白そう、スパイダーマンとラクーンなんてすぐ仲良くなりそう!)

アベンジャーズの面々はヒーローらしいヒーローばかりで、くよくよ悩みへこんでは立ち上がる人たちばかりだけどガーディアンズはみんな変に自信満々(だけど欠陥だらけ)

似たようで全く毛色の違うキャラたちの邂逅はシビルウォー以上に楽しみかもしれません。

噂ではドラックスとトニー・スタークが絡むシーンがあるらしいのですが、想像しただけで笑えますよね。

トニーの斜めに構えたキャラと冗談を真に受けちゃうドラックスは漫才の相性がすこぶる良さそうですし・・・きっと笑いの渦へといざなってくれることでしょう。

まとめ

前作に負けずとも劣らず、でもやっぱり前作の方が良かったかな?と贅沢な悩みを抱えるくらい面白い映画でした。

未見の人は是非、前作を観てから今作を観ましょう。

120倍楽しめること間違いなしです。

 

観るべし、ただし吹替版はオススメはしない。

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