ベルセルク(漫画)の紹介 映画の感想もちょっとだけ

キャビンの感想書いてたらベルセルクを思い出したもんだから、突発的に漫画の感想を書いてみようと思います。

僕の青春とともに育った漫画で擦り切れるほど読んだ思い入れのある漫画なので、少しでも多くの人にこの作品に触れもらえたらなあと思い立ちました。

色んなメディアに展開してるのでそれらも含め紹介していこうと思います。

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超骨太で濃厚なストーリー

壮大な世界観に魅力的な登場人物が織り成す骨太で濃厚なストーリーはハマる人にはとことんハマる。

大河漫画のように長期連載なもんだからベルセルクと共に成長してきた人も多いんじゃないかな?

初の単行本が1990年で今が2016だから実に26年も続いてるわけだ。

しかも作者の三浦建太郎も「自分が生きている内に頭の中身出し尽くせるか心配」と言ってるくらいまだ続くみたい。(だったらアイマスやめて漫画書こう?いや書いてください何でもしますから)

基本は主人公ガッツの復讐劇なんだけどそこに至るまでの過程や理由などに何年も費やすほど物語の構成や人物の描写に妥協がない。

まるで漫画を通してガッツという人物の人生を追体験しているように感じれるほどのボリュームだ。

そういった妥協のない物語の進行と人物の心理描写によってストーリーは深みを増していき、登場人物には愛着が芽生える。

そして読者と登場人物の気持ちが最高潮にシンクロした時にこの漫画の最高の瞬間を迎える。

それが「触」だ。

わりと有名だから原作読んでなくても何となく知ってるって人もいると思うけど、もし知らないのなら絶対にネタバレを見ないで触まで読み進めてほしい。

触以降も素晴らしい話が結構多くて、個人的にはロスト・チルドレンの章が一番のお気に入り。

おっさん✕幼女にハズレがないのは映画も漫画も同じ。

魅力あふれる登場人物

最近はもっとたくさんレギュラーキャラはいるんだけどとりあえず初期のキャラだけ紹介。

これくらいの登場人物の時が内容がキレッキレで面白い。

最近はよくも悪くもみんな丸くなってきているんですよね。

ガッツ

この漫画の主役、彼の歩んできた波乱万丈な人生は「壮絶」の一言。

全身黒尽くめで身の丈を越す大剣と火薬やボウガンや投げナイフを駆使して使徒と戦う。

人外のもの使徒との戦いはこの漫画のもう一つの魅力であり、その戦いっぷりはまさにタイトルのベルセルク(狂戦士)そのもの。

なりふり構わない戦闘と苛烈な生き様や男気溢れる性格に惹かれた読者は多いと思う。

最近頭に白いものが出るようになって丸くなってきた。(まだ20代前半なのに・・・)

キャスカ

この漫画のヒロイン、ガッツの恋人で彼の生きる希望でもある。

黒髪褐色肌であうあうあー(^q^)になる前は気が強くて結構な剣の達人。

ガッツの影に隠れてしまってるけど彼女も結構な苦労人である。

ネタバレを回避しつつ書くには色々と難しいキャラ。

グリフィス

この漫画のヒロイン(嘘)・・・いや穴がち嘘でもないかもしれない。

ガッツの一番の友にして一番憎むべき相手。

鷹の団をまとめるリーダーで心技体揃った完璧超人・・・に見えるようで実は脆いところもある。

それがグリフィスの魅力でありグリフィスとガッツの関係がこの物語の全て。

パック

所謂エルフとか妖精ってやつ。

この漫画の良心というかギャグ担当で彼がいなければ凄まじく暗い漫画になってたと思う。

年々栗になってる時間が長くなってきている。

 

TVアニメ版ベルセルクの評価

原作にわりと忠実で非常に出来がいい。

根強い人気の黄金時代をベースにしているし声優がとっても豪華。

漫画を見るのが苦手な人には手っ取り早くベルセルクの世界を知ってもらうにはいいと思う。

ただだいぶ古いからアニメーションの質の低さに耐えられるかが課題。

一つだけ文句があるとしたら何故ワイアルドカットしたんだということ。

ゲーム版ベルセルクの評価

今は亡きドリームキャストがプラットフォームのゲーム版ベルセルク第一弾。

原作のダークな世界観と大剣を振り回す爽快感を見事に再現した名作。

ファン向けのゲームは地雷が多いけどこれはかなりマシな方。

PS2版をプラットフォームとしたゲーム版ベルセルク第二弾。

聖魔戦記の章以降を題材としてるので新キャラや狂戦士の鎧などが登場するのが魅力的。

肝心のゲーム部分に少し難あり。

よく言えば初心者でも自由自在にガッツを動かせるが、悪く言えばやり込む派の人には物足りない。

ただ音楽と映像は文句無しに素晴らしい。

特に原作の魅力を再現した平沢進の音楽性が素晴らしすぎる。

 

平沢師匠の楽曲はハマる人にはとことんハマる

映画版ベルセルクの評価

『ベルセルク・サーガプロジェクト』3章にわけて公開したが見事に爆死した。

ただ映像のクオリティはいいし人気のある黄金時代で声優も悪くない(主役除く)

もし敗因があるとするならとんでもなく駆け足なストーリーと主役がプロの声優じゃないことだろう。

特にストーリーは酷い、いくら原作が長すぎるったってあんなカットの嵐はないだろう。

初見が見たらわけがわからんよ。

しかもガッツがど素人って・・・ガッツの壮絶な人生をど素人がどう演技できるっていうのさ。

番外編

パチスロ「ベルセルク」とパチンコ「ベルセルク」が出てる。

パチスロベルセルクは実機を買いました(狂信者の鏡)

ゲーム性といったものはパチスロやらないのでわからないけど、CGのガッツが何だか別人みたいで気持ち悪い。

ただ狂戦士の鎧を装備して動くガッツには感動した。

あと平沢進の曲を期待して買ったのに何故かガクトとよくわからない洋曲でがっかり。

オブジェとしても邪魔だし今は完全に部屋の隅っこで埃被っています。

よくわからない分野のものは買わないが吉ですね。

まとめ

サラッとまとめたつもりですけどどうでしょう。

ベルセルクの魅力の10%でも伝われば幸いです。

いつか映画化してここでレビューとか感想書ける日がくるといいなあ(´ー`)

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